ひょっとして、本当に怪奇現象?? | 不思議サロン

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怪談奇譚不思議のブログです。

6月23日に書いた「日常の中の不思議

 

7月1日に書いた「ラップ音?

 

上記の後日談である。

 

まずは、順に読んで頂きたい。

 

さて、今回の話だが、

 

旦那さんは心霊現象・幽霊を

 

一切信じていないので、

 

本人は怖い話とは思っていない。

 

日常の中の不思議でお亡くなりになったAさんの

 

居室の隣の部屋にOさんという女性の

 

入居者さんがいる。

 

Oさんは認知はしっかりしているが

 

身体が不自由なので寝たきりなのだそうだ。

 

まだ車いすで動く事が出来た頃、仲良くなった

 

Tさん(女性)という入居者さんがいる。

 

Tさんは歩行器を使えば自由に施設を動く事ができる。

 

この方も認知はしっかりしている。

 

先日、Aさんが亡くなったので空いた部屋に

 

Tさんが移れば、Oさんと部屋が隣同士になって

 

気楽に交流する事ができる。

 

そんなTさんの思いに施設側は早速

 

Tさんの部屋を移動させた。

 

スタッフがOさんの部屋にいる

 

Tさん達が楽しそうに話をしているのを見ている。

 

21時を少し回ったところで

 

「もうベッドに行く時間ですよ」と夜勤のスタッフが

 

Tさんに声を掛けた。

 

そしてTさんはAさんがいた部屋で初めての夜を過ごす。

 

翌朝、白々と夜が明けたと当時にTさんが

 

居室から出て来て

 

「私この部屋無理!!」と言ったという。

 

何があったのか?スタッフが聞いても答えないという。

 

ただ、「怖い怖い」とぼそぼそ言っていた。

 

Aさんの部屋は再び空いた状態になった。

 

 

 

Aさんの部屋で、一体何が起こったのか??

 

話しを聞きながら私は、やはり、

 

人知を超えたものがあるのかもしれないと

 

その時真剣に考えていた。

 

ラップ音? では、科学的に解明しようと

 

聞き覚えた蘊蓄を書いてはみたが。。。

 

これは、笑えないゾ!

 

そんな私の真剣ぶりには一切気づかず

 

旦那さんは話を続けた。

 

「でさ。。。」

 

現在、初期の看取りになっているKさんという

 

おばあさんがいるのだが、

 

その方の旦那さんが、

 

最後になるかもしれない、

 

という事で、一緒に寝たいという申し出があった。

 

旦那さんは自宅にいるので、

 

泊まりに来る事になった。

 

まさか、同じベッドに寝る事はできないので

 

もう一つベッドを用意しなくてはいけないのだが、

 

空いているベッドと言えば。。。

 

 

 

 

 

そう、

 

 

 

 

 

Aさんの使っていたベッドである。

 

そして、その日が今夜だという。

 

(場所はKさんの居室である)

 

 

私なりに考えてみる。。。

 

Aさんがいた部屋の空間に怪異が起こるのか?

 

Aさんが使っていた物、今回はベッドになるのだが

 

物に怪異が起こるのか?

 

とても興味深いゾ!

 

さらに、旦那さん曰く、

 

Aさんが亡くなって1週間経った頃から

 

件の物音はパタリとしなくなったという。

 

するとあの音は、物理的な現象ではない事になる?

 

(物理的な音もあったかもしれないが)

 

という事は。。。もう何も怪異現象は

 

起こらない?かもしれない。

 

 

今夜、Kさんの旦那さんは

 

無事に一晩過ごす事ができるのか!

 

*イメージ写真*

 

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