こんばんは助産師よーちゃんです
今日は
このお話の続きです
妊娠判定のため再度受診してきた
血中hCG値は59→74と前回より微増していた
本来であればhCG値は1−1.5日で2倍になるはず
増えているとはいえ
低すぎる値
ほぼ化学流産で間違いないとのこと
免疫抑制剤も中止になった
そして心配していた子宮外妊娠は
子宮外妊娠でももう少し数値が上がるため
多分大丈夫そうとのこと
ほっとした
あとは出血を待つのみ
出血がなければ外妊の可能性もあるので受診を
出血があっても妊反を自分でするように指示があった
この時期の流産は
生き残っていける卵ではなかったということ
たまたまそういう卵だった
と先生より言われた
(たまたまが続くな。。。)
ただ
まだ私達夫婦の卵ちゃん
どこかしらに着床しているよう
自然淘汰されていく卵ちゃんなのに
すごい生命力だな
私や夫の想いが余りに強すぎて
必死でしがみついて頑張ってくれてるのかしら
でも
もういいんだよー
ありがとうね
来てくれてありがとうね
と伝えた
化学流産とはいえ
覚悟していたとはいえ
かなり辛い
食欲もなくなった
久しぶりに周囲の人より痩せた?と言われて嬉しかった
でも体重計乗ったらほとんど変わってなかった。。。なぜ
ここ最近
辛さや悲しみから
夫婦それぞれ素直になれず
喧嘩したり
あたったりした
でもそうしながら
夫婦で悲しみを分かち合い
沢山話し合い
2人でたくさん泣いた
夫は普段感情の表出もしないタイプで
全く泣かない人
でもこの時ばかりは泣くようになった
(私の前だけでなくこっそり泣いてもいたのかな。目が赤くなっている時もあった。)
こうやってお互いマイナスの感情も出せるようになって
(以前はお互い感情を見せ合うことはなかった)
かなり楽になった
一緒に悲しんでもらえると
救われる
このあふれる涙
流しながら考えていた
これはやっぱり
悲しいだけではない
感謝の涙でもある
受精してない疑いから
受精確認できて
胚盤胞になって
無事孵化してくれて
着床してくれた
スモールステップだけど
ここまで来たのは初めて
素直に嬉しい
ここまで頑張ってくれた卵ちゃんに心からお礼を言いたい
助産師だけど
恥ずかしながら
胚盤胞から孵化して着床する過程を知らなかった
妊娠するまでにこんなに素晴らしい過程があることを教えてくれてありがたい
そして
ここまで一緒に頑張って来た夫
一生懸命応援してくれた家族
そして大切な友人達
鍼灸師さんやアロマセラピストさん
病院スタッフの方々
このブログを読んでくださっている方
沢山の人の支えがあってここまでこれた
感謝してもしきれない
ありがとうございます
そして
結果がともなわず
悔し涙もある
こんなにも沢山の人が応援してくれているのに
最先端の医療に頼っているのに
体力も精神力もお金も沢山使ったのに
どうしてっ
どうして2人の赤ちゃん来てくれないのかなーって
悔しいな
悔しいっ!!!!
それが
たまたまの一言で終わってしまう(もちろん医学的に考えられることはある)
妊娠出産ってそんなたまたまの世界
今の最先端の医学でも
世界中の誰でもコントロールできない
未知の領域
やっぱり流れに身をゆだねるしかない
まずは
しばらくたくさんのいろんな感情の涙を流して
悲しみきって
身体もどして
楽しいことして
お酒飲んで
美味しいもの食べて
そしてまた考えよう
ここまで頑張ってくれた今回の卵ちゃんの記念に小さなこの子をお家に迎え入れた✨
私達のところに来てくれて着床までしてくれてありがとう。