本日は、NPO法人ReBitさん主催のLGBT成人式に
いち参加者として出席してきました!
自分の成人の時には、親族の手前しかたなく振袖を着て出席したので
こんどはメンズスーツでリベンジ!のつもりと、
セクシャルマイノリティを力づける活動を
非常に盛んに広く行なっていらっしゃるReBitさんから
いろいろ学びたい、という、
約束の虹ミニストリー代表としての使命も持って
参加してきました^^
限られた時間の中にいろんなプログラムが盛りだくさんで、
どれも素晴らしかったのですが、
特に「新成人の辞」は何度か涙がこみあげました。
ほんの9年前自分が成人した頃には、
こんな式に参加できる日がくるなんて夢にも思わなかった。
あの時の式で話された内容なんて、
申し訳ないけどひとつも覚えていない。
いくら、「大人になった皆さんに・・・」とこれからのことを語られても、
身近にトランスジェンダーの大人のロールモデルが
ひとりもいない状態では、自分の未来に肯定的なイメージなんて
全く描けませんでした。
周りには「男」か「女」しかいない。
どちらにも所属しきれない孤独を突きつけられていました。
でも今日は、さまざまなセクシャリティの、
世の中の男女のアタリマエとは違う形で立派に生き抜いている
先輩たちや、仲間たちに囲まれて。
そこでたくさんの人から語られるお祝いのスピーチは、
そんな僕たちのことをちゃんと、ありのままに祝ってくれる
暖かな思いでいっぱいなものばかりでした。
「男らしさ」「女らしさ」ではなく「自分らしさ」を誇りに思って
堂々と生きていってください!というメッセージの数々は、
「神様に造られたかけがえのないひとりひとり」として
自分たちをとらえている、クリスチャンの僕としても
とても心打たれ共感できるものでした。
今日のイベントに参加するにも勇気を振り絞った人たちが
たくさんいたと思いますが、
それ以上にたくさんの勇気をもらって帰った人も
もっといたと思います。
僕も、活動の規模は小さくても、
常に誰かひとりでもそのように力づけることができるようになりたい。
それがこのイベントのスローガンでもある
『「成りたい人」になる成人式』にこめた
僕の願いであります。
そしてそれは、「あなたの隣びとをあなた自身のように愛しなさい」との、
イエス様の教えにもかなっているのではないかと思うのです。
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それとですね、メディア撮影OKゾーンの最前列でかじりつくように
(今手話を勉強中なので主に手話通訳者の方をですが)
話を聴いて(見て)いましたら、
休憩時間にしんぶん赤旗くらし家庭部と
フジテレビのユアタイムから取材を受けました!
赤旗さんは写真と口頭インタビューでしたが、
フジテレビさんはハンディビデオカメラを構えての
インタビューでした。
今まで、CGNTVというクリスチャンメディアには
映像での取材を受けたことがあったのですが、
このようなメインラインの民放番組からは初めてなので、
多少緊張はしました(インタビュアーさんが
カメラを構えながら質問なさるので、
カメラを見たりインタビュアーさんを見たりで
キョドっていたと思います)。
でも、もはやいち参加者としてだけではなく、
ミニストリーの名を背負ってきてますから、
そこは喋りすぎかってくらい、
思いつく限りのことを喋ってきましたw
放送は明日の夜だそうですが、
番組のサイトでも観られるようになるそうです。
きっと喋ったことのうちほとんどはカットされてしまうのでしょうけど、
どんな感じに仕上がるのか、期待半分不安半分で
ドキドキしつつ視聴ページのリンクが送られてくるのを待っている状態です。
ご自宅にテレビのある方は、
1月16日(月) 23:30~24:25 放送だそうですので、
チェックしていただければと思います!
(ああっでも恥ずかしい!
見て欲しい気持ちと見られたくない気持ちと・・・笑)