6月21日(金)、6月会議の総務文教委員会がありました。
午前中は委員長をさせていただいている総務文教委員会でした。
主な議題は2つ。
「消防車両の購入」と「保育所・小学校統合実施プランの改正」
消防車両については、市の「財産の取得」ということでの消防本部からの提案、説明がありました。
購入する車は、消防ポンプ自動車。市内に5台あるポンプ車のうち、三崎分団のポンプ車。車両が使用期限の25年以上、5000時間以上の稼働時間を経過したことから5社で入札をして、高知市の株式会社藤島が落札。
(中央分団のポンプ車が24年6ヶ月経過)
契約金額は2,423万4,400円。
続いて、こども未来課による「土佐清水市立保育所・小学校統合実施プランの改正について」の提案と説明。
令和3年9月に「清水の保育・教育の在り方検討委員会」が設置され、保育所及び小学校の適正規模等について協議が行われていましたが、
令和5年度に、下ノ加江保育所をきらら清水保育園へ、下ノ加江小と幡陽小を清水小へ統合。
令和6年度に、下川口小学校が三崎小学校へ統合する計画、
令和8年度以降に、足摺岬保育所をきらら清水保育所へ、足摺岬小学校を清水小学校へ統合検討していく、といったことを盛り込んだプランへ改正するとのことでした。
令和6年度は、三崎小学校は44名。下川口小学校は9名となっています。今年度は月に1回の交流をしながら、統合へ向けて2校が交流をしあって進んでいくことになります。
下ノ加江小・幡陽小から清水小へといった”経験値”もありながら、さらにきめ細やかな対応をしていくこと等が、委員からも意見として出ました。
また、足摺岬小学校は耐震化がされていないこと。その場所にて子どもたちを通わせ続けることに対しての意見や質問も出ました。教育委員会も、耐震化というより立て替えが必要な状況を理解しつつも、現状難しいこともあり、清水小への通学への援助や支援なども検討していくとのことでした。
かつては、昭和30年に小学校31校に4540人、中学校8校に2320人、小中学校で計39校に6860人いました子どもたちも、令和6年度は小学校4校に325人、中学校1校に173人、計498人という
児童数は70年で約7%まで減少している、という現実をあらためて数字でお聞きしました。
けど、その数字にひるむことなく、子どもたちの健やかな育成と教育環境を整えていくことに、今も昔もなく、目の前の問題課題と向き合いながら、前に進めていくことをあたらめて考えました。
午後からは、産業厚生委員会。傍聴させてもらいました。
観光商工課より、竜串貝類展示館(海のギャラリー)の条例の一部を改正すること、足摺テルメの指定管理者の指定についてが話をされました。
委員からは、赤字の線引きや、地元雇用について、営業はいつから再開できるのか、経営状況の把握をといった意見が出されていました。
6月会議も、各常任委員会が終わり、26日(水)の最終日の「採決・散会」を残すのみとなりました。
6月会議、最終日までご注目ください