またまた宣伝で申し訳御座いません。


明日午後7時よりTBS系のグルメ番組で青森の塩谷さんが登場します。

2日に渡る青森の取材でしたが果たしてどれくらい登場するのか微妙のようです。よかったら見てくださいね!
http://www.tbs.co.jp/program/zeppin-gourmet.html


マグロ屋が選ぶマグロ

マグロ屋が選ぶマグロ

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8月もあと三日で終わりだな~・・・なんてたそがれていた日、

「テレビの番組の制作ですが、マグロについてちょっと聞きたい事がありまして」と電話が鳴った。


最近グルメ番組が多く、兄さんの会社にも「テレビ製作会社」から電話取材や問い合わせの電話を受ける事が多くなった。

最初は会社の宣伝になればときちんと対応していましたが、やっぱりせっかくの注文や発注の電話を取れず長い間取材に協力するのはお客さんに迷惑をかけてしまうので、最近ではやんわりとお断りをしています。


そんな中、「マグロ屋兄さんのブログを見て」との取材申し込みであったため、兄さんなんでもしゃべっちゃうぞとわざわざ会社まで起こし頂き取材に応じた。


取材の内容はマグロにこだわるお寿司屋さんをテーマに取材をしたいとの事、それであれば9月に開店を迎える「銀座藤田」さんがいい。

なんせ、虎ノ門の高級すし店で15年花板を守り抜いてきた方が「地魚に拘る寿司を提供したい」と9月に銀座でオープンを飾る。その開店までを取材してもらい、寿司ネタはやっぱり塩谷さん。


青森と築地網伍の合同イベントでは座藤田の社長も青森に来て下っており塩谷さんとも親交が熱い。


マグロ屋が選ぶマグロ

そんな

「顔は怖いが心は優しい」

お二人が寿司ネタに付いて熱く語る




取材に来てくれたプロデューサーもいつの間にか「マグロ屋兄さん」の事はすっかりどっかにいってしまい。

「良いですね~~!早速、青森に取材に行きたいです~」ととんとん拍子に話が進み。

塩谷さんと銀座藤田さん協力の下4日に渡りロケが行われたそうです。



当初は塩谷さんの目利きの魚だけを取材する予定でしたが、塩谷さんの魚はとてもすばらしく、当日はゲストも塩谷さんの魚を試食するらしいです。


あれだけ長い時間をかけて番組が作られていて果たしてどのくらい放映されるかはわかりませんが、浜の皆さんの思いが少しでも伝えられたらよいなと思っています。






取材陣はすっかり塩谷さんも昔の写真まで登場したのでグルメ番組が「ビフォーアフアー」番組に変わらない事を願っています。


























ん~~!!



























次は兄さんのビフォーアフターも取材してっ!

カミノケカッ!







いや~っ!!
暑いっ~!!!





北海道生まれでしかも、もともと新陳代謝が少ない兄さんは普段よっぽどの事がない限り汗をかかない。サウナも嫌い!お風呂は好きだけど長く湯船に漬かるとすぐにのぼせる。

そんな兄さんでも今年の夏は汗拭きタオルが欠かせない。
特に東京はアスファルトの照り返で歩いているだけで汗が止まらない。
毎日本当に暑いね~。




そして東京が7度目の猛暑日を記録した日今年も全国から熱い男たちが集まった!

第三回築地網伍会議!


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一年に一回、全国の魚屋が集まりみんなで情報交換しましょう。との目的で、今年も東京にあの男たちが集まりました。

例年の懐かしい顔をはじめ今年初参加の出荷人もおり、とても有意義な会議となりました。





会議の前日近場のお客様にご挨拶に行きたいとの事で、
実際にそのお店に納めている方だけをご挨拶に回りました。


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ミシュラン東京で三年連続三ツ星を守り続けている銀座小十さん




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ミシュラン二つ星 世界の名店50人に選ばれた天才オーナーシェフ山本さん率いる六本木龍吟さん




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京野菜をフレンチ料理に使い独創的な料理で、なかなか予約が取れない事で有名なイル・ギ・オットーネさん



兄さんも普段の注文は電話やFAXで受けるのでなんとも思わず担当者や社長さんと気軽にお話を致しますが、実際店舗さんを尋ねると名だたる名店ばかりで驚き身が引き締まる思いがします。

特に銀座の小十さんは「世界一小さな三ツ星の調理場」と言われている花板が立つ調理場に入れてい頂き大変貴重な記念撮影に応じてくれました。

そんな方たちからもっと信頼されるように皆さんとがんばりたいと思います。








まっ、兄さんが頑張るっていっても試食係りだけどね~・・・







今年も「増えた!減った!生まれたばかりの子供にまげだ!」と髪の毛ネタで盛り上がった。


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兄さんの髪の毛は年々増えていくらしい・・・ オキクニンギョウカ・・・



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ねぶた祭りで有名な青森の塩谷さんからねぶたうちわを頂きました。



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今年は鮎の生産者が生まれたばかりの子供を連れて奥さんと一緒に東京まで来てくれた。





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ん~・・・兄さんおとうさんになっちゃった気分・・・
ダレガジイサンジャ!























そういえば小さい子なんて最近抱っこしてなかったからおっかなびっくり・・・

最後に小さい子をだっこしたのは5年前か・・・・















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五年前・・・


























ん~~!!



































兄さんは増えたのかっ!

肥えたのかっ!
それとも老けたのかっ!

いや~っ!アメブロの写真をアップするのが凄く簡単になったよね~。


ドンだけブログを書くのが久しぶりやねんって事だよね~。


皆さん三ヶ月のご無沙汰です。お元気でしょうか?


兄さんは相変わらず元気で頑張っています。先日、ぐるなびの取材で急遽青森の小川原湖に出張に行ってきました。


すっかり毎年6月は青森に出張がおなじみになりましたが、今回は青森市内では無く、空港から車で一時間ちょっと八戸よりに走ったところにある小川原湖で獲れる「幻の天然ウナギを追いかけて」という取材に同行しました。








そう!車で一時間ちょっと・・・・


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いくら晴れ男の兄さんでさえ、梅雨の真っ只中に雨男の塩谷さんが待つ青森に行くんだから

ある程度雨は覚悟して青森空港に到着した。


しかし取材当日は空はどんより曇っているが何とか雨も降らず取材が始まった。

今回は小川原湖の漁協さんが取材協力に応じてくれて、なんと漁の時間を取材時間に遅らせてまで水揚げを待ってくれる気合の入りようだ。




一応余裕を見て、集合時間の50分前には小川湖に到着しましょう。わだしも何度も小川原湖に行っていますのでバッチリ頭の中さナビが入っています。


青森を束ねている塩谷さん運転の車の中、小川原湖に向かう車の中では漁の話や魚の話し、そして消えていった昔の仲間の話で盛り上がる。


携帯の着信で話が途切れ、電話に出ると現地で待ち合わせる予定の取材クルーからの電話だった。





すっかり話しに夢中になり気が付かなかったが、待ち合わせの時間に我々が到着しない事を心配した取材クルーからの電話だった。










「え~っとですね、多分近くまで来ているので、あと5分から10分・・・いや・・・20分・・30分くらいは~」























頭の中のナビはどこかに置いてきたらしい・・・


















雨男に続く意外な塩谷さんの弱点を見つけ思いっきりネタを貰ったうれしさをかみ殺しながら結局取材時間ギリギリに小川原湖に到着した。




マグロ屋が選ぶマグロ




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取材は前日に仕掛けておいた延縄を漁師さんが水揚げをする様子を取材する。

漁協の船も出航してもらい二艘の船で沖に出る。







マグロ屋が選ぶマグロ

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延縄を手繰り寄せながら針を一本一本丁重に上げる作業。急遽塩谷さんが船の操縦を任され漁師の折笠さんと二人で漁を漁をし、その漁をカメラマンがゆれる船体で必死に写真を撮る。


沖に出ると周りが全て同じ景色に見えて自分が何処から来たのかも分らない。方向感覚が狂う中、初めて操縦する船を漁師さんの指示通りに巧みに船を操縦する塩谷さん。


さっきまで地元のおじさんに「すみませ~ん小川原湖ってどこでしょうか?」と情けない声で聞いていたのがうそのような操縦っぷりだ・・・





何十本と仕掛けた縄から獲れたうなぎはたった2本、小川原湖のウナギが幻と言われるゆえんだ。


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雨に降られる事も無く、無事に取材が終了し、小川原湖漁協より小川原湖産の魚を使った地元料理をご馳走になった。



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ウナギの骨せんべい

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シラウオのお刺身


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小川原湖産天然ウナギ白焼き


小川原湖のウナギはこれからが最盛期、身の厚みと脂ののりは北ならではのキメが細かいです。
大ぶりのウナギでも小骨が掛かる事無く蒸さなくても十分においしい蒲焼でした。

マグロ屋が選ぶマグロ

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ワカサギのテンプラ

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シラウオの踊りくい、兄さん踊り食いなんて始めて食べたけど

こりこりした食感がたまらない。


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そして、地元ツガニの味噌汁。カニを細かく砕いてダシに使った味噌汁

これが濃厚で本当においしかった~。






マグロ屋が選ぶマグロ


最後に取材に協力してくださった皆様と記念撮影。


この記事は8月のぐるなびで登場する予定です。





満腹のおなかをさすりながら帰りの車の中でも魚の話で盛り上がり、昨年みんなで集まった清水川を通ることにはすっかり雨も本降りになってきた。








「もうね!清水川を過ぎましたので空港までだったら目をつぶってでも行けますから安心してください」








ゆるいカーブを曲がったとたん、急に「止まれ」の旗を振りながらおまわりさんが出てきた。




「運転手さん、ちゃんとメーター見てた?ちょこっとスピード出てたよ」























まさか、本当に目をつぶっていたわけでもあるまいに・・・
















忙しい時間を割いて、最後の最後までおいしいネタとそして大変貴重な体験をさせて頂きました青森の塩谷には本当にありがとう御座いましたとお礼をいいたいです。







あわただしい日記になってしまいましたが、魚場や漁を体験する事が浜の熱い気持ちを伝えるとても大きな材料となる事は間違いありません。




これからも少しでも多くの人に浜の熱い気持ちを伝えられるように頑張ります!