兄さんの以外な趣味

兄さんの意外な趣味。 それは「外貨貯金」

まっ、趣味という事ではないんだけど、なんとなく海外のお金が好きなんです。

あまりマニアックな外貨は両替しませんが、会社の近くに外貨両替場があって、相場が安いときに手持ちのお金でこつこつ両替しています。

もし、海外に行く機会がある時に両替した相場より持っている通貨が円安だったら外貨を使い、円高だったら外貨はそのままタンス貯金しています。絶対にいつか行く国だったら一番安い時期に両替しておけばとってもお徳感もあるし、使わなければ相場が高い時に円に戻せばおおよそ損はしない。

仕事柄、商社時代より為替相場は気にするほうで、今でも一日一回は外為チャートは見ています。
マグロなど仕入れ価格が高い商品をワンコンテナ輸入して一円相場が変わればあっという間に何十万円と支払い単価が変わってくる。

実際、相場が一円違えばえらい騒ぎになります。

今でも外為チャートを見るのが好きだし、海外のニュースを見て相場を予想するのも好きです。

そんな兄さんがいつか挑戦したいと思っていたのがFX取引。

日本語で言うと「外国為替証拠金取引」。

FXってなんだかよく分からなくてウサン臭くて怪しい取引のイメージがあるよね～。
実際、相場が大崩して何倍ものレバレッジをかけてた人が大損したなんて話をよく聞くよね。

たとえば100円しか持ってない人が持っているお金の何百倍の取引を信用で出来るってのがFXの怖いところなんだよね～。

FXで主婦が何億円も儲かってって話を聞くけど、事実上、FX取引って
ハイリスク、ハイリターンってイメージがあるよね。

兄さんも金融先物とか、株式投資とか怖いイメージがあって興味がなかった。

でも、ＦＸってしっかりリスクヘッジをして大きな倍率をかけなければそれほどリスクは無いし怖くない。
持っているお金だけで倍率を掛けずに買い付けを出す事も出来るので、 外貨両替のような高い手数料を払わず外貨が両替できるし、インターネットや携帯からも買い付けができるのでとてもお手軽。

しかもオーストラリアに代表するまだまだ金利の高い国と取引すると金利差益が付くので、使い方によっては外貨貯金よりよっぽどリスクは少ないし株のような張り付きもいらないし、しかも国内定期預金よりはるかに金利ももらえる。

使わずにタンスに溜まっていた外貨を両替したらそこそこの日本円になった。

ってか、それだけタンスにしまっておいたのかよってくらい、お金が溜まってた。

そのお金を全て両替して兄さん始めてのＦＸに挑戦した。

円とドルのチャートは分かっている。今は90円台、めっちゃ円高。
オーストラリアドルも以前より高くはなっているけど、まだまだ円高の状況だ。

持っているお金だけで安全に取引をするので、大暴落してもたかが知れてる。
まっ、無理をしないでコツコツ貯金をして行こう！！

USドルとオーストラリアドル、ポンド、ユーロと安全なものだけに指値を入れてそのうちいくらかになるだろうと気軽な気持ちで就寝した。

翌朝・・・

まっ、相場も大きく動いてないし、大した事は無いだろうと、兄さんのFX口座を見た・・・・

ん？

ん～！！！！！！！

その日は日本官僚が円高を歓迎しないと言った内容のコメントが政府から発表された日、相場はそれほど大きく動いてはいなかったが、若干の円安だった。

そんな中、貯金のつもりでリスクを少なくかけたつもりだった兄さんのFX口座に凄いお金が入金されてた・・・

そうなんです、兄さん1000ドルを1倍で買い付けたつもりが、1000ドルを100倍で買い注文を出していたんです。

そんな、おっちょこちょいがたまにキズな兄さん。

全部の通貨に１００倍をかけていたのでなんと一晩で５千万円近いお金を運用していたんです。

何も知らずすやすや眠っている間に・・・

幸いその日、相場が円安に振れて思わぬ臨時ボーナスが手に入りましたが、これが逆だと思うととっても怖い目にあうところでした。

ん～～～

気を付けよう！おっちょこちょいとFX!

ｵﾁﾀ？

織田雄Ｇよりいかりや長介なりたい

一週間のご無沙汰です。

２月になっても商談や営業、たねまきなど相変わらず楽しく動いています。

薬のおかげで寝汗もすっかり無くなり、睡眠時間も十分取れるようになりました。

前回、兄さんに新たな病気発覚と大げさに書いてしまい、皆さんに余計な心配をかけちゃったね～。あの後、心配の電話やメールなど多数頂いちゃってね～・・
心配してくれてとってもうれしかったけど、みんなには余計な迷惑をかけちゃったね。お礼と共に深くお詫びいたします。

まっ、誰でも風邪をひいたり虫歯になったり、ちょっと調子が悪いな？なんて病院のお世話になっているでしょ、兄さんの場合、それがストレス性の物になっただけで、たとえそれが「うつ病」であっても、特別な病気ではなく、早めにちゃんと治療すれば普通に生活も出来るし、病気も治る。

よく、うつ病の人に「がんばれ」とか「期待しているぞ」など、過度な言葉をかけてはいけないとか言うでしょ。兄さんの場合そんなんじゃなく、自覚症状が無い初期の段階で受診したので、医者から「うつ病」って言われた時、実は一番驚いたのは兄さんだったりするんだよね～。

でも、気付かず放っておくと病魔はどんどん進行して行くからもしこのまま放置しておいたら今よりもっと大きな問題になった事は間違いのない事。

だから、兄さんも最初「精神科や心療内科」ってちょっと抵抗があったけど、おかしいなと思ったら少しでも早めに病院にいく事をお勧めします。って、意味で書いたんだよね～。

だから、決して死に場所を探しに韓国やタイに一人旅をしてたわけじゃありませんから！

ｻｿｯﾃﾓﾀﾞﾚﾓｺﾅｶｯﾀﾀﾞｹ・・・ｿﾚﾓｻﾋﾞｼｲｹﾄﾞ・・・

そういった意味では前回の日記は非常に波紋を呼んだ。
そんな中、「あの六本木の龍宮城、リハビリセンターって何処にあるの？」の
質問をおさえ、皆さんの質問が最も多かった事。

「この不景気の中、どうしてそんなに楽してお客さんが付くわけ？」

全国の皆さんより、この件に付いてお問合せがあった事に正直驚いています。
兄さんの友達でも社長さんや会社の取締役さんなどが多数いらっしゃってね、「んなもん、言われなくても分ってる」って言われる先輩方も多いのかな？と、思ったんだけど、皆さん大変勉強熱心で、
もう少し詳しく聞きたいってリクエストが大変多く頂きました。

今日は前回の続き、兄さんの営業の法則に付いてお話します。

会社を立ち上げた頃、兄さんは一軒でも多くのお客さんを取ろうと、そりゃ～必死に営業しました。見込みがありそうなお客さんに毎日のように張り付き、先方もあきれてやっとランチ用のサンマを一箱注文貰ったときは本当にうれしかった。

でも、そんなサンマでもランチ用だから先方は安いサンマを欲しがってるんだよね、

「送料が１，０００円？サンマの値段より高け～じゃね～かよ～」なんて、板前さんからよく怒られました。

そんな時もひるむ事無くひたすら「熱い営業」をかけてたんだよね～。

菓子折りかなんか持ってね、「先日は送料の件、誠に失礼致しました！」なんてね。送料より高い菓子折りを持ってね・・・

相手が許してくれるまで頭を下げ続け謝る！

まさに、熱血営業マン！織田○二のよう！
ﾁｮｯﾄﾌﾙｲ？

当然、一回の商談で飛び切り熱く語るので１日４件回るのがやっと、ひどい時には午前一件午後一件なんて営業もあった位だ。

採算を度外視しても熱い営業を続けていればきっとお客さんは分ってくれる。そう思いながら毎日毎日仕事をしてた・・・

ところが、あまりにも一件一件神経を使って営業をするもんだから、体が拒否をし始めて、営業はおろか外に出ることさえも億劫になってたんだよね～。

あんなに好きだったゴルフもコースどころか練習すらも行かなくなってね～。
日に日にストレスが溜まっていたのかもしれなかった・・・

だから、営業もいい加減、「どうですか？あっ、要りません？分りました、またお願いします。」「えっ詳しく聞きたいから店に来い？申し訳ございません、年末で忙しくていけません・・」

それでも種まきしなきゃって事務所や車の中で電話だけはかけてた。
１日２～３件しか出来なかった商談が電話だけで済むので１日５０件、６０件と増えていった・・・

自分の体がだるい日に限ってお客さんが増えるんだな～って考えてたんだけど、お客さんはそんな温度差を微妙に感じ取っていたのかも知れない。

皆さんも経験あると思うんだけど、平日の昼間、テレビ見ながらごろごろしてると突然家の電話が鳴って、恐る恐る受話器を取って見るとめちゃくちゃテンション高く「電話料金がお安くなりま～す！」なんて営業電話あるでしょ。あれって、こっちのマッタリ感を壊されたようでめちゃくちゃ頭にくるでしょ。

まさに、兄さんがやっていた営業がそれ！「熱血！織○祐二」スタイルだったんだよね～。
相手のテンションを考えずに「凄い魚がありましてね！」なんてまくし立ててた。

今ではぜんぜん気合の入らない営業だからかえって力が抜けて向こうのテンションにマッチしてたのかもしれない～。

「あの～、魚の営業なんですが、結構お安くて・・あっ、要らないですよねすみませ～ん」なんてこっちがあわてて電話を切ろうとすると、

「いやいや、安いんだろ？他より新鮮なんだろ？」と、

向こうから興味を示してくるようになった！

兄さんはダルイのでただ先方の話を聞いているだけ、

「産直なんでしょ、でも、産直って安いだけじゃダメなんだよね。いやね、俺の田舎がさその近くなんだよね・・・よし、そこまで言うんなら一回試してやるから送ってよ！」

・・・・兄さん何も言ってないし・・・

何かにヒントが掴めちゃった兄さん。自然とお客さんが増え、兄さんの商談スピードがめちゃくちゃ速くなった。
ｶﾐﾓﾌｴﾀ！ ﾎｯﾄｲﾃ

「おいっす！」

「ダメだこりゃ」

「次、行ってみよ～ッ！」

まさに「いかりや長介」だ！

そんなスタイルだからめちゃくちゃ商談スピードが速い！
「今日はご挨拶から」なんてめんどくさい事は言わない。

「いる？」「要らない？」を１０秒で聞ける様になる。

そんな法則？に兄さんが気が付いた月、兄さんの会社の売り上げが「ぐるなびサイト」で４週連続売り上げ一位を記録したんだよね～。

「ぐるなび」も短期間でそれだけ売り上げた会社はないらしく、何か特別なからくりがあるはずだ。社長を呼んで話をしてもらおう。なんて、兄さんを「ぐるなび大学の特別講師」としてぐるなび本社に呼ばれ講話する事になった。

満員の会場！司会の方より。

「社長、これだけ急に売り上げを上げる為には何か特別なノウハウとかあるのでしょうか？是非お教えください」

はい！営業とは！

いかりや長介です！
ｷﾏｯﾀｰ

客「ぽか～ん・・・・？」

ん～～～！！
ﾂｶﾐﾊｼｯﾊﾟｲ・・・

だめだこりゃ！！

また来週！！
ｼｭｸﾀﾞｲﾔｯﾀｶ？

仕事が楽しくてしょうがない！

いや～っ、一月も相変わらずあわただしかったね～。

兄さん、会社を興してあと少しで丸２年。

毎日忙しいけど、めっちゃ社長業を楽しいでいます。

ここでちょっとCMを・・

海の生ハムシリーズを完成させてた、浦嶋商店の浦嶋さん
おじいさんの名前が「浦嶋太郎さん」って言うとてもありがたい方。
兄さんのお友達でもあるし、会社の役員でもある。
そんな方が長年かけて完成させてた、「龍宮伝説」めっちゃ大ブレークの予感。

この開発には兄さんも関わっていたので、テレビや雑誌などに紹介されるととてもうれしい！

この間岩手のローカルテレビだけどニュースに紹介されたので是非ご覧下さい。

兄さんも開発に携わった龍宮伝説



まっ、開発と言っても試食をしただけだけど・・・





兄さん、会社の社長って毎日目を吊り上げながら数字を追いかけ
銀行との交渉、クレーム処理、財務や総務、すべての数字を頭に把握して、朝早くから夜遅くまで気を抜く事無く働いているものだと思ってた。

会社の経営がうまく行かず、暗い顔して銀行回りしている社長も多いもんね～。


でもね～・・・実際、兄さんが社長になって考えて見ると、意外と社長業って楽しいって思えるようになってきた。



実は社長業って立ち上げ当初は忙しいばかりで売り上げや利益が付いてこなくて本当に面白くなかった。もちろん仕事は目いっぱいやってて、お客さんが「サンプルがほしい」なんて聞こうものなら、大きなビジネスチャンス！多少遠くてもスーツに着替え資料を抱え、たった一個のサンプルを持って出かけて行きました。

当然、そんな仕事スタイルだったので、商談が終わり家に着くのは真夜中なんて事もあり、そこから翌日の仕事の段取りを組み、就寝、なんてスケジュールだったから一日の平均睡眠時間が３時間だった。


でも、それだけ一生懸命仕事しててもお客さんって中々納得してくれなくて、気合を入れて商談すれば商談するほど、発注に繋がらない事が多かったんだよね～。


どうしてだろう・・・





そんな風に思っていた頃、意外なところから大きな注文をもらう事が多くなってきた。

「これが種まき効果なんだろうか」


いえ、熱く商談を続けているところはすべて消えて、忙しさにかまけ、適当に相手してたところからが何の前触れも無く、大量発注してくれるようになった。

当然、気合を入れて注文を取ろうとしていないので、見積もりは高目の設定。それでも値引きの交渉なんて一切なしでいきなり注文が入ってくるようになった。


それがどれだけすごいかというと、

売り上げ前年比、200％UP!!

しかも利益に関しては前年比２５０％は超えている。

このリーマンショックとデフレスパイラスといわれていた激動の一年にすごく売り上げや利益を伸ばした事になる。

兄さんのメインバンクは超大手といわれるメガバンク、そのメガバンクの担当者が地域一番の伸び率だと太鼓判を押してくれるほどだ。




これってどういう事か、何か特別なノウハウがあるんだろうか・・・

実は意外と簡単だけども商談を効率よく成功させる重要な方程式がある事に兄さんが気が付いた結果だ。

はっと、気が付いたら話はめっちゃ早い。どんな大きなお客さんでも見込みが無いお客さんはたとえ大手ででもこちらからお断りする。
サンプルもすべて有料。ひどいときにはサンプルも出さない事もある。

「商談に来てください」って言われてもたとえ近くでも「忙しくていけません」とお断りをする。



もちろん高飛車になっている分けでは無い、客単価や客層、仕入れ価格、席数や回転率などを調べると自分たちのスタイルには無理なものは無理だと分かる。

分かりやすく説明すると、「吉野○」の牛丼屋さんに「店舗数が大きいから」という理由だけで、一キロ一万円もする大間のマグロの商談をしているようなもんなんだよね～。

そういう担当者にかぎって「とりあえず話が聞きたい」ってだけで気軽にサンプル依頼や商談依頼をしてくるんだよね～。

以前の兄さんなら間違いなく「はいっ！喜んで！」って言いながら、正面から思いっきりぶつかっていった！ぶつかって、ぶつかって跳ね飛ばされて・・社長って大変！っていいながら実は正面からぶつかっていった自分に「仕事してるぞ！」っ自己満足してた。








でもね、それって時間や費用の無駄使いなんだよね～。









そう考えれば、見込み客だけに集中出来る、大手からの商談依頼が来ても「今、忙しいから注文ならお受けできますが・・・」と断る。

面白いものでこちらで断ると、先方から条件を変えてまた商談依頼が来る。「いや～！忙しいところ申し訳御座いませ～ん」なんて、どっちがお客さんだか分らない対応をされる時もある。





あたって砕けろ精神ではなく、軽くステップを踏みながらここぞって時にピンポイントで決める。

まさに相撲のぶつかり稽古から、蝶のように舞い蜂のように刺すモハメドアリのように変った心境だ。

ｶﾗﾀﾞﾊｱﾝｺｶﾞﾀﾀﾞｹﾄﾞ・・・ﾎｯﾄｲﾃ・・・


これによりアプローチ、商談、受注、納入orクロージングのスピードがめちゃくちゃ速くなった。
早くなった分、商談がめちゃくちゃ増やせるようになった。増えたけど余裕があるので周りを見渡せる時間も増えた。新しい戦略も考えられ、睡眠時間も増えたし、髪も増えた・・・ﾎｯﾄｲﾃ・・




振っても振ってもボールに当たらず、汗ばっかり出て、手も痛くなって心が折れそうになるゴルフの練習でも、月日が経ち、力の抜きどころが分ってきてボールにうまく当たるようになってきたら急にゴルフが面白くなった頃に似ている。

楽しいから毎日でも練習に行きたい。楽しいからスコアもよくなる。


まさに兄さんが社長って楽しいって思う根源がそこにある。

















いや～！！社長って楽しい～ぃぃ～～～！！
アハハ、アハハ～！











でもね、全てが順調で気楽だったと思ってた兄さん・・
新たな病魔が兄さんに襲いかかかってきた・・・








実は、忙しくなればなるほど夜中に寝汗をかくようになってきた。
それはこの真冬に尋常じゃ無いほど、特に腰周りに大量な寝汗をかくようになって寝汗でパジャマが冷たくなって目が覚めた。


うわっ！４０過ぎておねしょ？って位、シーツまでびしょびしょになる。
ﾎﾝﾄｳﾆｵﾈｼｮﾀﾞｯﾀﾘｼﾃ・・・




忙しくなって、バセドーのホルモン数値が多くなったのかな？
そう思いながら病院に行ったら「異常なし」・・・


毎晩２回も寝汗でパジャマを変えなきゃならない・・何かおかしい・・・









心療内科を受信して原因が分かりました・・・











その結果は！！

ﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞｺ・・・・ﾄﾞﾗﾉﾈﾌｳ・・











　
自律神経失調＆うつ病の併発・・・・



そうなんです、仕事が楽しい～って、ハイになりすぎて、睡眠時にハイのままリセット仕切れなくて寝汗がひどくなったんです。

おかげですっかりハイになった神経は朝リバウンドが来るので、
体温があったまる午前中まで激しいうつ状態になるんだそうです。

仕事を分析してなるべく無駄な商談に行かないようにセーブしてたつもりが重いうつ状態で仕事や商談を激しく体が拒否をしていただけなんだよね～・・・






おかげで、毎晩食後に飲む薬が二種類増えて、今では８０歳のじいちゃんより薬の量が増えました・・・






兄さんの既往歴

バセドー・ストレス性金属アレルギー・突発性四肢麻痺症候群・

そして新たに自律神経失調症・おまけでうつ病！

まさにストレス病のロイヤルストレートフラッシュ！


でもね、そんな兄さんでもめっちゃ仕事を楽しんでます！
























ん～～！


































リハビリ！リハビリ・・・