香川県の人口が52年ぶりに91万人台に…少子高齢化に歯止めかからず | 本のブログ

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人口動態は嘘がつけない、しかもゼロサムだ、どこかが、増えれば、必ずどこかが減ることになる。

香川県の人口が52年ぶりに91万人台に…少子高齢化に歯止めかからず 人口移動調査
KSB瀬戸内海放送
 香川県が行った人口移動調査で、2024年4月1日時点の推計人口が前月よりも2971人減少し、91万9512人になったことが分かりました。92万人を下回るのは1972年6月以来で、約52年ぶりです。
 人口移動調査は、最新の国勢調査による数値をもとに、住民基本台帳による毎月の出生、死亡、転入、転出数を反映させ、毎月1日現在で推計しているものです。
 2024年3月中の人口動態を見ると、出生者数を死亡者数が上回る「自然減」が837人、転入者を転出者が上回る「社会減」が2134人でした。市町別にみると、高松市で1233人減、丸亀市で217人減など、8市9町全てで人口が減りました。
 少子高齢化による人口減少が加速していて、2023年3月に93万35人だったのがわずか1年1カ月の間で約1万人減りました。
 国立社会保障・人口問題研究所が2023年に発表した「地域別将来推計人口」によると、2050年には香川県の人口が約72万人まで減少すると予測されています。

ということで、この自治体の取り組みだが、どこかから持ってこようという、プランに終始する。

具体的に、規模が縮小することを前提に話し始める自治体が現れるのは、いつごろだろうか?

また、報道も問題点だけをあげつらうだけでなく、現実と直面することを提起するのはいつだろうか?

ただし、そういう報道をしたメディアを大勢の人は無視するだろうけれどもね?

 

香川県では4市町に「消滅する可能性」 若い女性の人口減少率が県内最大…東かがわ市の課題は?
2024/4/25 19:33 ADVERTISEMENT

 人口の減少で全国の約4割の自治体が将来、消滅するかもしれないという調査結果が24日、発表されました。香川県では4の自治体が該当しています。
 有識者らの民間団体「人口戦略会議」は人口の減少で2020年から2050年までの間に若い女性の人口が半数以下となる自治体を「消滅可能性自治体」としています。24日、全国の約4割に当たる744の自治体が消滅する可能性があると発表しました。
 香川県では東かがわ市、琴平町、土庄町、さぬき市の4つの市と町が該当しています。今回の試算で、東かがわ市の若い女性の人口減少率は61%で、香川県の自治体で最大でした。
(東かがわ市 戦略情報課/元網一広 課長)
「今回の予想を受けて最終的にはそうなるんだろうなということで、深刻な状況というのは変わらないと受け止めています」
 東かがわ市は人口減少が急速に進んでいて、2010年4月には市全域が過疎地域に指定されました。2003年の人口は、約3万8000人でしたが、4月1日時点では約2万8000人です。
(東かがわ市民は―)
「若い人が出ていかないように魅力ある政策を考えたらいいのと違います?」
「赤ちゃんとか生まれたらお金とか結構いると思うので、お金を若い世代に渡していったりしたらいいと思います。手取りとか若い人たち少ないんで」
(東かがわ市 戦略情報課/元網一広 課長)
「人口減少に適応できるまちづくり、それと、若者世代に評価されるまちづくりをより重点的に進めていく必要があると」
 2024年度は、子育てに関わる3つの課を集約して「こども家庭課」を新設。また、東京圏からの移住者に対して補助金を出すなど「移住の促進」にも力を入れています。
 そんな中で、移住者が増えている地域があります。五名地区は人口約300人のうち50人ほどが移住者です。
 地域の交流拠点である産直カフェで働く飯村金吾さん(41)は東京でバスの運転手をしていましたが、2022年11月に移住してきました。
 飯村さんは移住者を増やすには、「仕事」と「住まい」が必要だと話します。
(東かがわ市に移住/飯村金吾さん)
「移住したいという方がこのふるさとの家にも来る。でも現状、空き家があるのか空き家があっても中々入れないとか。仕事に関してもなかなか受け皿がそこまで多くはないんじゃないか」