母の負担増…父の介護や家事は一切しない同居の兄 それでも良いと専門家が言う理由 | 本のブログ

本のブログ

普通の人は読まないだろうと思う本を記す。
あとは、Linuxと中古PCなどの話題。

 

 

さて、どうなんでしょう?

 

現在、介護はしているけれども、専門家ではない私の意見は、介護をしない人が、被介護者になった時が怖いと思う。

それは、介護者の気持ちを理解できない可能性が高いからだ。

私の狭い見聞では、男性の介護は面倒なように思う。

その原因の一端がこの意見だ。

今だけではなく、先も、考えたほうが良いと思うのだ。

 

母の負担増…父の介護や家事は一切しない同居の兄 それでも良いと専門家が言う理由
4/4(木) 19:10配信 なかまぁる

認知症介護指導者の中島健さんが、認知症の様々な悩みに答えます。
Q.80代の両親は独身の兄と3人で暮らしています。父は認知症があるのですが、兄は家事や介護をすべて母に任せきり。むしろ母が2人の面倒を見ているような状態です。母も高齢ですし、兄に手伝いを頼むように話すのですが状況は変わりません(40代・男性)
A.相談者はお兄さんにお母さんのことを手伝ってほしいというお気持ちがあるのですね。お母さんはどのように思っているのでしょうか。まずそこを確認してほしいと思います。
なぜならお母さんは、さほど負担を感じてない可能性があるからです。もしかしたら相談者が知らないところで、お兄さんはすでに家事や介護の一部を手伝っていたり、金銭的な負担を担っていたりする可能性もあります。また、お母さんとしてはお兄さんが家にいてくれるだけで安心、という気持ちもあるかもしれません。いろいろ頼んで家を出ていかれてしまったら困る、というのが本音という場合もあります。さらに家事や介護がお母さんにとって生きがいになっていることも考えられます。
お母さんも「大変だから、手伝ってほしい」と思っているのであれば具体的に介護や家事のどの部分が大変で、どの部分を手伝ってほしいのかを本人から聞き出し、それを相談者からお兄さんに伝えてはいかがでしょうか。いきなり依頼するのではなく、まずは両親と同居してくれていることに感謝を伝えること。日常的には手伝わなくても、有事のときに頼りになるのはきっとお兄さんだからです。また、お兄さんも両親との同居で、何か困りごとを抱えているかもしれません。一方的に手伝いを頼むのではなく、お兄さんに「困っていることはない?」と聞いてみるのもいいと思います。相談者自身ができることもあるかもしれません。
いずれにしても、もしお父さんに介護保険サービスを利用していなければ、デイサービスやショートステイも利用して、お母さんとお兄さん、2人の時間をつくることも大事です。
認知症のお父さんも、何もできないわけではないはずです。家事の役割分担については、ぜひお父さんも含めて考えてほしいと思います。お母さんだけに負担がかかっているということは、同居していない相談者だからこそ気づけたことです。これを機に両親と兄という3人での暮らしについて、改めて役割分担を考えられるといいですね。
【まとめ】両親と同居している兄が認知症の父の介護や家事を母に任せきりのときには?
・母が兄に家事や介護を手伝ってほしいと思っているのかどうかを確認する
・母も手伝ってほしいと思っているのであれば、具体的に家事や介護のどの部分を兄に手伝ってほしいのかを聞き出す
・兄に両親と同居していることの感謝を伝えたり、困りごとを聞いたりしたうえで、母の手伝いを依頼する
≪お悩みの内容については、介護現場の声を聞きながらなかまぁる編集部でつくりました。≫
中島健