つい先ほど、宮城県南三陸町から戻ってきた国彦です
社会人選手権を辞退したので宿泊代や航空運賃など○万円(!)も浮いたので、浮いた一部のお金を利用(!?)して、先週の土曜の夜から被災地へ行き、今日まで支援活動をして来ました。
約人口の10%以上の方々が亡くなられたという南三陸町はまだまだ復興に時間が必要だなあと実感しました。
津波で部屋の全てが吹き飛ばされ、まだ手の付けられていない公営住宅↓
津波で流され、建物の上にちょこんと乗っかっている車↓
「神様ってのがいるとしたら、神様はなんて惨いことをするのだろう。というより、神様なんか実はいないんじゃないのか。」と一緒にボランティアに参加した方がつぶやいていました。
僕は親戚などの身内が東北地方に住んでいるわけではなく、ある意味縁もゆかりもない土地です。ただ、ここではあの震災の日に沢山の方が津波で流され、亡くなり、また僕が数日間滞在した南三陸町では震災から半年以上経った今でもボランティア中に稀に遺体が瓦礫の奥から出てくることがあるそうです。
初日のボランティアを終え、夜一人で壊滅的な被害を受けた人気のない漁港を歩いていると、笑われるかもしれませんが、僕は不意に泣いてしまいました。
ただ、神様を恨もうが、恨むまいが、行動しない限り何も始まらないのだと思いました。
ボクシングでも試合で負けて、「運」や「周り」のせいにしたり、あるいは「どうせ、俺なんか勝てっこないんだ!」とネガティブな行動を取るのは「楽」なのだろうと思います。逆に、また「頑張ろう」とポジティブに思い、行動するのは容易くないですエネルギーが要ります
ボクシングも被災地における復興支援も「運」などのせいにして「楽」な方向に流れず、タムケンの言うように前向きに「今できること」をやるしかないですね
また、先週紹介させてもらった宮城県気仙沼市(旧本吉町)出身の小野寺洋介山選手がなるべく年内に新潟に来てくれるようなので、その時は温かく迎えたいと思っています
なにくそメソメソしてる場合か