うちだから新入生の皆さんへ 〜後編〜 | 新潟大学男子ラクロス部

新潟大学男子ラクロス部

新潟大学男子ラクロス部のブログです!


前回のブログ投稿に対して想像以上に反響があり、たくさんメッセージをいただきました。

わざわざ電話をくださった先輩もいてお褒めの言葉をいただきました。


改めて僕自身ラクロスを通じて多くの方と関わることができ、支えられ、そして応援していただけているのだと感じました。

身が引き締まる思いです。



こんにちは!内田です。

新入生の皆さん、前回のブログは読んでいただけたでしょうか?

今回、僕から新入生の皆さんに向けてラクロス部の紹介を兼ねた(それがメイン)メッセージをブログに書かせてもらっています。


前回のブログではラクロスってなんなの?について少し詳しく書いているのでまだ読んでない人は是非読んでみてください。↓ 『うちだから新入生の皆さんへ 〜前編〜』新入生の皆さん、こんにちは!ご入学おめでとうございます。皆さんが入学して半月が経ちました。大学生活はもう慣れましたか???皆さんのなかにはこの大学生活に希望を…リンクameblo.jp



ただ前回のブログでも書きましたが、本当に伝えたいのは今回の内容です。

先に言っておきます。今回の僕は熱いです。ワンピースと同じで後半の方が熱いです。ただ熱すぎて胡散臭いかもしれません笑


胡散臭くてカルト教団の宗教勧誘みたいです笑


そういえば、皆さんはもう家に宗教の人来ましたか?まだの人はこれから気をつけてください。突然知らない人(大体おばさん2人組)がインターホン鳴らして開けたら家の前でお経唱えます。家の前で知らない人立ってたら絶対開けないでください笑


ちなみに僕の代の主将はおばさん2人に興味本位でついて行ったら入信させられかけたらしいです。てかほぼ入信させられてた。皆さんはそのようにならないようにしてください笑


話を戻します。そう、どうしても今日の話題は僕自身熱くなっちゃうんですよね。それは僕が学部生時代に過ごしてきた熱すぎる4年間のラクロス生活があるから。それを少しでも皆さんに伝えたくて。皆さん、どうかコイツ暑苦しいな、胡散臭いなって思ってもいいので僕の素直な思いを最後まで読んでくれたら嬉しいです。



ラクロスの魅力


ラクロスが楽しい

「ひろとさんが思うラクロス部の魅力ってなんですか?」って最近後輩に聞かれました。何だろう。めちゃくちゃあるから一言でまとめるのは難しい。

でもまずはやっぱりなんといってもラクロス自体が楽しい!ってことかなって個人的に思います。


前回のブログでも書きましたが、ラクロスは速く、激しく、華麗なスポーツ。そしてめちゃくちゃ熱い!選手一人一人の気迫が半端ない。もともと何となくノリで始めてしまった僕ですがそんな激アツな競技にどんどんのめり込んでいきました。


スタートラインは皆同じ

ラクロスっていう競技はほとんどの人が大学から始めます。だって高校でラクロスってあまり聞いたことないですよね?そう、ラクロスはいわゆるカレッジスポーツ。

野球やサッカーなど日本でもいわゆるメジャースポーツは大体高校までに積み上げてきた実力があり、スタートした時点でもその差は分かりやすいのではないかと思います。

その点ラクロスはみんなスタートラインが同じ。全員初心者からのスタート。つまり、その人が練習した分だけ、熱中した分だけ上手くなる事ができるのがラクロスの魅力の一つなのです。


自分を変えた、成長させてくれたラクロス

ラクロスの魅力ってたくさんあるし、経験者の人に聞けばそれぞれいろんな答えが返ってくると思うけど個人的にいちばん伝えたい魅力はこれです。

ラクロスやってると人間として成長できる


少し自分語りをさせてください。

僕自身、入学前は大学でやりたいことなんて特になくて、なんとなく適当にサークルでも入って、適当にアルバイトでもして、それなりに勉強もして、行きたい企業とか全くないけどまぁなりなりに就職して、、、みたいなこと考えてました。


でも僕は一年生の時にラクロスと出会ったことにより、物事への向き合い方、考え方、人との関わり方が大きく変わりました。


よく分かんないけど楽しそうだなから始めたラクロス。やっていくうちにどんどんのめり込んでいってもっと上手くなりたい、もっと強くなりたいと思うようになり、自分には何が足りないんだろうか、その為に何をしなければいけないのか4年間常に考えていました。


僕は高校まで野球をやってきましたが野球をやってた時は正直自分が上手くなるためというよりは、どうすれば監督に評価されるのかばかり考えていました。しかし大学でラクロスをするなかで全て自分が上手くなるために自然と能動的な努力をする習慣が身に付きました。それはもちろんラクロスが楽しくて好きだから。自分が好きなラクロスだから負けたくない、という気持ちが自然と芽生えていたからということ。


そしてもう一つは周りの環境が自分をそうさせてくれたからというのもあります。先輩や同期、他大学のライバル、ラクロスをしている人たち、みんな誰かに評価されるためではなく、自分のために、好きなラクロスが上手くなるためにと努力している姿を見てきたので自然と自分もそういう気持ちになれたのも大きかったと思います。


ただ、その分めちゃくちゃ悩んだし、悔しい思いもしたし、自分に苛立ったし、辛い時期もありました。でもそのなかでも4年間変わらず個人としてもチームとしても努力し続けてこれたことは僕の今後の人生にとっても大きな経験になったのではないかと思います。



ラクロス部のデメリット 

ここまで格好つけて熱いこと、いい事ばかり書いてるけど、結局部活って大変なんじゃないの?って疑ってる人もいると思います。なのでここで包み隠さずラクロス部のデメリット、デメリットというか個人的に少し大変だったことを書きたいと思います。

大変なのは部活なのでお金がある程度かかります。どうしてもお金の問題気になりますよね。具体的には道具や遠征費がほとんどです。まぁ遠征は遠出できるから楽しいんだけど、道具は正直言ってそんな安くはないです。

僕は仕送りとアルバイトでなんとかやりくりしてました。アルバイトに関してはラクロス部は朝練だから放課後は自由です。朝練って大変かと思うけど意外とメリット多いんですよ。

ラクロス部はいろんなアルバイトしてる人がいます。詳しくは現役選手に聞いてみてください。

ちなみに僕はラーメン屋、スポーツ店など色々やってきましたが、今は塾講師をやってます。個人的に塾講師がいちばん楽しいしラクです笑


ラクロス部のメリット 就活に強い

もちろんメリットもあります。それは何と言っても就活に強いこと。

なんでラクロスが就活に強いのかっていうのにはちゃんと理由があります。


まず、そもそも体育会系は就活で評価されやすいです。体育会系は、目標に向かって努力ができる人間であるというイメージをもたれやすいです。また、先輩後輩の関係を培ってきたことから、各方面との人脈作りに活かせるスキルとして、企業から好意的に捉えられます。さらに、体力と気持ちの強さがあるイメージもあります。このような点からそもそも体育会系の部活は就活で有利と言えます。


その体育会系のなかでもなぜ、ラクロスが強いのか。ラクロスは競技の歴史が浅いため、新潟大学もそうですが、社会人指導者がいるチームが少なく、チームの運営はもちろん、大学リーグも学生が運営しています。そのためラクロス部出身者は、主体的に行動できるようになる人が多いです。


他にも評価される部分はたくさんあります。朝の活動に慣れていること、新しいことにチャレンジして努力し続けてきたことなど。挙げればきりがないです。

就活で必ず面接官に聞かれる事が「あなたが学生時代に頑張ってきたことは何ですか?」という質問です。いわゆるガクチカです。

そういった質問には僕たちは嘘偽りなく堂々と回答する事ができます。面接で話すことありすぎて逆に困るくらいです。


ただ、就活のために部活をしているのかというとそういう人は一人もいません。純粋に好きなラクロスで勝ちたいから4年間も頑張れるわけです。結果的に思い返せば他人から評価されるような学生生活に自然となっています。でも、好きなことに熱中して評価されるってすごく素敵じゃないですか?笑



学生生活のアドバイス


熱中してほしい

ここまで長くなってしまいましたが、僕の思い伝わったでしょうか?笑

熱すぎてうざかったかもしれませんが、このブログを読んで少しでも何か感じてもらってラクロスが気になってくれる人がいたら、僕にとってこれ以上嬉しいことはありません。


ここで最後になりますが、僕から皆さんが有意義な学生生活を送るためにアドバイスを送って終わりたいと思います。


それは何かしらの組織に入ることです。

別にラクロス部じゃなくてもいいと思います。他の部活でも、サークルでもいいと思います。


自分がやりたいことを見つけて、それに熱中できる学生生活を送ってほしいと思います。


もし、今まだ何もやりたいことがないっていう人はとにかくいろんなところを見て回った方がいいと思います。そこで「全然知らなかったけどちょっと面白そうかも」って思うものもあると思います。


それに熱中できればもちろん最高だし、もしやっててやっぱ違うなって思ったらやめればいいと思います。


ぶっちゃけ大学生活ってめちゃくちゃ自由な時間が多いし、人生の中でもいちばん自分の選択でいろんな事ができる期間だと思います。そこで、その自分の選択でなんでもできる時間をなんとなく過ごすのか、なにか熱中できることを見つけて過ごすのか自分の人生をより濃くできるのは絶対後者の方だと思います。


とにかく、なにかに熱中してほしい。熱中できれば少なからずなにか自分にとって学びになることはあると思うし、それが大きく成長できるチャンスになると思います。

チャンスはどこに転がってるのか分かりません。とにかくその可能性にたどり着けるように今は頑張ってほしいです。


一生の仲間ができる

あとは組織に属せば純粋に友達もたくさんできます笑

部活やサークルでできた友達って結構ずっと仲良くなれますよ。


僕はラクロスに出会えて、ラクロスに熱中できて自分が大きく成長できたと思うし、一生の友達ができました。


ラクロスでできた仲間は本音を言い合って時にはぶつかってお互いの悪いところも言い合ったりもしたけどその分深い関係になれたし、尊敬できる最高の仲間になれたと思っています。


あ、なんかずっと終始暑苦しいこと言ってるけど僕たちふざける時は馬鹿みたいににふざけます笑ラクロス部の人めちゃくちゃ面白いです。

(間違いなく笑いの偏差値は他より高い自信があります。)

遊ぶ時は遊ぶ、でもやる時は真剣にやるそういう尊敬できる素敵な人ばかりです。


皆さんもそんな激アツな友達ほしくないですか?笑


ラクロス部でたくさん仲間作りましょう!



僕自身、大学に入って仲間と共に必死にラクロスをやってきた4年間を誇りに思います。おそらくそれは他の人に聞いても同じだと思います。


なにかに熱中して成長したい、お互いを高める一生の仲間がほしい、そんな人を待っています。






ん、お前引退したから関係ないんじゃないの?って前回のブログ読んでくれた人は思った人もいるかもしれません。


実は僕、昨年に引き続き、皆さんの学年の一年生コーチを務めることになりました。


皆さんが入部してくれたら僕がラクロスの楽しさを皆さんに絶対に伝えます。熱中させます。

僕が好きになったラクロスを皆さんにも好きになってほしいです。

僕も最後の学生生活の一年を皆さんと一緒に熱く楽しく過ごしたいと思います。


僕と一緒にラクロスをしませんか?熱中してやめられなくなりますよ。



ということで、長くなってしまいましたがここで僕のブログは後編も終わりです。ここまで読んでくれた人、本当にありがとうございました。


皆さんに会える日を楽しみに待っています。