長として | 新潟大学男子ラクロス部

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新潟大学男子ラクロス部のブログです!

皆さんこんにちは、主将をつとめます3年の佐々木敦紀です。




新チームになり、自分達が最高学年となってからいかにこの部活が周りの方々に支えられているかを実感しています。OB、OGの皆様、保護者の皆様、ラクロス部に関係する全ての方々にこの場を借りて感謝申し上げます。




さて、新体制になってから2か月ほどたち、チームとして目指す方向性ややらなければならないことが明確になってきました。




目標「東北制覇」
スローガン「俺で勝つ」



翔吾がこれらを決めた経緯の説明を他の人に任せてたので誰が書くのかと期待して待っていましたが、気づいたら自分の番です。少々長くなりますが書きます。



目標自体は例年とあまり変わっていませんが、スローガンは代替え期間の学年ミーテで最後の最後まで熟考したすごく思い入れのあるものです。



「俺で勝つ」



スローガンを決めるきっかけになったのは、final3の岩手戦


今までの試合のなかで一番悔しかった。

終わったあとのミーティング中泣いてしまった。

21歳情けない。






でも、これまで負けてもこんなに泣くことがなかったからどうしてこんなに悔しいのか、そして何が負けた原因だったのか考えた。






結果は7対8、
チームとしての総合力は同じくらい、
じゃあ何で差が出たのか

これに対して自分の学年でだした答えは「個の力」だった。


新潟大学ラクロス部はここ数年人数が少ない状況にある。交代無制限のラクロスにおいて、人数の少なさはデメリットしかない、そう思ってた。言い訳にしてた。


でも嘆いても状況は一緒なわけで、それなら人数が少ないことのメリットを前面にだしてチーム作りをしていこう、そんな所を出発点にした。






人数が多いチームに比べて、少ないチームでは一人一人が担わなければならない役割が大きくなる。だからこそ主体性を持てる、またそれを意識できて日頃の練習とかで言いやすいような言葉がよくてこれに決まった。
確かまさが提案していたような気がする。



大まかに言うとスローガンが決まった経緯はこんな感じ。
すごく気に入ってる。これからの口癖にしようと思う。





あとは主将になったからこそ、これから自分がやっていくことを書いておく。


今年特に力をいれようと思っていることは
①影響力の大きい選手になること
②言語化



①に関して、

これまでのラクロス部での私は、とにかく自分が上手くなることだけ考えてた。「個の力」って言う部分では成長できたなって思える2年間のつもりだったけど、リーグ戦での評価を見ると、自分はベスト12にすら選ばれなかった。上手くなったつもりでいたけど、自分の1選手としての影響力はものすごく小さくて非力だと感じた。だからこそ、これから1年は主将としてDFの要として、自分の存在やプレーがチームの雰囲気や動きをよくするような、相手にとって驚異に感じられるような「周りを巻き込む」選手を目指していこうと思う。



俺の背番号を見ただけで相手の足がすくんで、ちょっとちびっちゃうくらいが理想かなぁ


②に関して、


今までラクロスをやってきて、個人のセンスに任せられすぎてるなってすごく感じてた。例えばグラボの関わり方とかDFでのボールマンとマークマンの見方とか、パスの出し方とか。なんとなくこんな感じって教えられて出来るやつと出来ないやつがいて、どんどん差が開いていたのが今までのチームだったような気がする。人数が多ければそれでもいいけど今のチームではそうはいかない。だからこそ、今年は自分自身がやってきてうまくいったやり方とか方法論をできる限り言語化して説明していこうと思ってる。ちょっと間違ってるかもしれないし、すごく気が遠くなるようなことだけど、これをやればチームとしての共通認識ができるし、基準ができて評価しやすくなると思うから頑張って言葉にし続けていく。






あと、書き忘れてたけど岩手に負けたときにすごく悔しかったのは勝てると思った試合で勝ちを掴みきれなかったからだと思ってる





そんな思いはもう散々だね。やれることをすべてやり尽くして、来年のリーグ戦で全員が自信をもって試合に臨めるようにこれから1年全てをラクロス部に捧げる所存です。




絶対勝つ




今年も新潟大学男子ラクロス部をよろしくお願いします。



3年 主将 佐々木敦紀