クリスマス崩壊(?) | 始まりはアドラー心理学

始まりはアドラー心理学

より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

世間では、12月25日を『クリスマス』として、
お祭り騒ぎする風習がありますやった音譜
クリスチャンがほとんどいない日本で、
イエス・キリストの生誕を祝うイベントを行う意味は
どこにあるのでしょうか??

 

そういう僕も、クリスマスにはプレゼントを贈ったり、

ご馳走を食べたりはしますプレゼント手羽元唐揚げ肉赤ワイン
「馬鹿げている」とは思っていても、
自分や他人を喜ばす行為そのものを否定する事は出来ません。

まず、12月25日が、
イエス・キリストの誕生日というのは嘘のようです。
そもそも、イエスという人物が実在したという証拠はありません。
また、現在に伝わる彼の生涯や、様々な逸話も
どうやら作り話のようですガーン

今回は、ドイツのドキュメンタリー映画
『ツァイトガイスト』の内容を参考にしています。
興味のある方は、YouTubeをご覧ください。

まず、イエス・キリストという人物についての情報を、
以下にまとめてみます。

イエスは、ベツレヘムという町で
マリアという女性から生まれたとされています。
マリアがイエスを産んだ場所は、何故か馬小屋との事です。
さらに驚くべきは、彼女は何とバージン(処女)でしたあっ
イエスを受胎させたのは、大天使ガブリエルだとされています。
もちろん、科学的に考えると有り得ない話です?

イエスが生まれた時、東方の空に星が現れ、
3人の博士が駆け付けたといいます。
3人は新たな救世主を崇拝するために訪れたとの事ですが、
何故イエスが救世主と解ったのでしょうか??

その後、イエスは12歳で教師になります。
まさに、天才というしかありませんが、
マリアがイエスにどのような教育を施したのかは不明です。
イエスは、生まれながらの神童だという事でしょうか??

イエスは、30歳でヨハネから洗礼を受けて宣教師となり、
12人の使徒と旅をして、様々な奇跡を起こしたといいます。
その後、弟子のユダに銀貨30枚で売られ、
無惨にも十字架で磔にされて処刑されてしまいます悲しい
しかし、何と3日後に復活がんばる
人々は、イエスを『神の子』、『救世主』と認めたという訳です。

以上の逸話は、完全なる創作だと断言出来ます。
何と、古代エジプトに、
ほとんど同じような境遇を持つ聖者が存在していたのです。
彼の名はホロス。
一般にはホルスとも呼ばれています。
『ホルスの目』といえば、多くの人が知っているはずです。

ホロスは、古代エジプトで『神の子』、『世の光』とされ、
崇拝されていました。
実にイエスと同じですね。
さらに驚くべきは彼の境遇にあります。

ホロスは、イシス・メリーというバージンから誕生しました。
メリーとマリアは名前もそっくりで、
互いに聖母として讃えられています。
さらに、イエスと同様に、
ホロスの出産時には、東方の空に星が現れ、
3人の王が駆けつけて救世主の誕生を祝ったそうです。
また、12歳で教師になり、30歳で洗礼を受けて宣教師になった点、
12人の使徒と旅をして様々な奇跡を起こした点も全く同じ。
最後には弟子のタイフォンに裏切られて、
十字架に掛けられて3日後に復活していますがんばる

この類似が、偶然のはずはありませんね。
つまり、イエス・キリストの境遇とは、
ホロス伝説を元に造られた捏造といえるのです。

何と、イエスが誕生する以前、
同じような境遇を持つ聖者が何人も存在していました。
紀元前1200年頃にいた ギリシャのアティス、  
同じ頃、ペルシャにいたとされるミスラ、
紀元前900年頃にインドにいたクリシュナ、
その400年後にギリシャに現れたダイナイシースなどが持つ境遇は、
ホロスやイエスに酷似しています。
また、旧約聖書に記載されるヨセフ伝説もイエスとソックリです。
ヨセフには12人の兄弟がおり、
その中のユダ(!)に銀貨20枚で売られて処刑され、

後で復活しています。

はたまた、日本にも、イエスに近い境遇を持つ人物がいました。
聖徳太子は、イエスと同じく馬小屋で産まれ、
その後、天才的な頭脳を発揮し、

十七条憲法や冠位十二階などを作り、
天下に仏教を広めた偉人として讃えられています。
しかし、近年になり、
彼の存在は、捏造である可能性が高い事が解りました。
今や聖徳太子の名は、歴史の教科書からも消えています。

以上から、イエス・キリストという人物の存在、
そして、キリスト教という宗教について、
大きな不信感が拡がってきました?
同時に、クリスマスという行事にも疑問が膨らんできますn?* 

12月25日の意味については、次をご覧ください。