では、今回からアドラー心理学の内容について
説明していきたいと思います。
本当は、自分で本を買って読んだ方がよく解ると思いますが、
一冊読むのが大変だという人もいるでしょう。
そこで、要点を押さえ、解りやすくまとめようと思って
このブログを立ち上げたのです。
アドラー心理学を知りたい方、または既に本を読んでる方への
何かしら参考になればと思います
僕は、『嫌われる勇気』を含め、
アドラー心理学関連の書籍を6冊ほど読みました。
今や頭がスッキリして、実に清々しい気分です
「人間は、どうすれば苦しまずに済むのか、
どう生きればハッピーになれるのか?」、
…という問いの答えが明らかになったのです。
もはや、人生に何の迷いも憂いもなく
まるで生まれ変わったような気分でいます
僕が感じたアドラー心理学の要点は以下の3つ。
・人生は自分次第でどうにでもなる
・人間は自分の性格を自由自在に変えられる
・全ての人間には、存在する価値と生きる義務がある
以上を当たり前だと感じる人もいるでしょうが、
これらを深く理解し、実際に行動に移し、
結果を出せてる人は殆どいないはずです。
そして目から鱗が落ちたのは以下の3つ。
・人間の悩みは100%対人関係
・人間の思考は100%思い込み
・人間の感情は100%自分の意思
以上には「…?」、と感じる人もいるかも知れませんね。
でも、説明を聞けば納得出来るに違いないと思います。
最初に断っておきますが、
アドラー心理学はかなり辛口です
まず、多くの人が自分の弱さと向き合う事になります。
そして、今まで持ち続けてきた価値観や
ライフスタイルを捨てねばならなくなる。
…でも、心配はいりません。
既に多くの人々が古い自分を捨て
新しいスタイルにチェンジしていますから
今まで美味いと思っていた甘口カレーを食べる気がしなくなり
辛口が美味しく感じられる大人の味覚を手に入れるからです。
一度、この味を知ったら戻れませんよ。
誰もが、苦悩に充ちた過去の自分に
戻りたいとは思わないでしょうから。
アドラー心理学とは、いわば『自分で自分を育てる方法論』です。
または、『今までの自分と決別し、
新しい自分に生まれ変わるためのノウハウ』ともいえましょうか。
これらを実行するには、
まず、『自分を救えるのは自分しかいない』
という現実を認める事が出発点になります。
当然ながら、幸せになるためには、
ただ望みを持って、待ってるだけでは何も起こりません。
現実を見ても、他人からの援助(愛も)や、
幸運の巡り合わせに期待してないで、
自分から動いた方が、遥かに物事は上手くいきます。
当然、人生には誰かに助けてもらったり、
幸運に恵まれたりする事もありますが、
結局は、本人の意思と行動と判断が
全てのカギを握ってるという現実を忘れてはいけないと思います。
やはり、自分を救えるのは自分しかいない訳です。
誰もが、人生に様々な課題を持っています。
それは、人間には様々な願望があるからです。
「健康に成りたい」、「恋人が欲しい」、
「資格を取りたい」、「経済的に安定したい」
など、いろいろありますね。
そのために何をすべきか、何を得なければならないか…、
などが課題になってきます。
ある意味、自身の願望や目的こそが、
人生を形作っているといっていいでしょうね。
ならば、ハッピーな人生を送るためには、
自らの課題と向き合い、これを果たす以外に手段はありません。
課題を目の前にした人の大概は、やるべき事を知っています。
これさえ実現すれば、万事解決のはずなんですが、
なかなか上手くいきませんよね…
強く願望を持って意識しても、やる気が起きなかったり、
不安で居たたまれなくなったりして、諦めたり、
逃げたりする事も多いと思います。
一体、何が原因なんでしょうか
これを、人は懸命に探そうとします。
そして、この原因を見付けて、「だから出来ないんだ」、
「仕方がないんだ」と納得したがります。
今、まさに、こんな状態の人も多いでしょうね。
ならば、どうすればいいのでしょうか
これに対して、アドラーは、明確な答えを出してくれています。
かなりボリュームのある答えなので次回の続きにしますね