京都市で行われたタキイ種苗の展示会「第43回タキイ園芸フェア」に参加しました。
種苗会社ですが、種や苗の展示は全体の1/3くらいで、
施設園芸のブース面積の方が多いようです。
野菜の試食コーナーは長テーブル4台分ほどで、
メイン商品であろうトマト品種「桃太郎」は全く展示されていませんでした。
おそらく、産地とガッチリ組んでいて、こういった場所で不特定多数に紹介するのは
効率が悪いと考えているのでしょう。
そんな中でも唯一トマトの試食が出来たミニトマト「千恋(ちこ)」。
カップに、生・焼き・セミドライの3種類が入っており、
それぞれ食べ比べてみました。
生はそれなりに甘いですが、焼くとさらに甘く、
セミドライでは旨さと甘さがさらに際立ってきます。
ヘタが簡単にとれるので、ヘタなしで袋詰めや篏合パックでの販売が可能です。
ヘタのカビの心配がなくなるので、販売でもメリットがあります。
写真右のトマトをかぶっているキャラは「タキットくん」です。
会場の「みやこめっせ」は、碁盤の目のような京都の街並みをイメージした、
碁盤の目のような天井。
ステージ脇にグランドピアノがあり、ドレスを着たタキイ種苗の社員さんが
生演奏されておられました。留学経験もある本格的な人だそうです。
タキイ種苗の社員でありながらyoutubeで音楽活動もされており
(「でぐのピアノ」で検索)、自由な会社だなあと思いました。