ベジフルインフォネット70号 マンゴー食べていますか! | 日本野菜ソムリエ協会認定 「野菜ソムリエコミュニティ新潟」

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新潟の野菜ソムリエが集う、野菜と果物を楽しく学び活動するコミュニティです。新潟の魅力を全国へ発信中★

マンゴーは東南アジアやメキシコ、ブラジルなどを中心に

温かい地域で栽培されているトロピカルフルーツです。

世界ではメジャーなフルーツと言えますが、

日本ではその歴史はまだ浅く、最近になり定着してきた感があります。

 

世界の生産量はインド、中国、タイと続きますが、

実際に日本国内で流通しているのは宮崎県産などの国産の他、

メキシコ、タイなどが大半です。

世界の中で生産量の多いインド産については、2008年から輸入が解禁されていますが、

ごく僅かであり、筆者もまだ目にしたことがありません。

 

マンゴーにも様々な品種が存在しますが、

すぐに思い浮かべることができるのはアップルマンゴーでしょう。

熟してくると果皮が赤くなるのが特徴の一つで、

甘みや香りが強く、濃厚な食味が人気の要因となっています。

しかし、アップルマンゴーは品種名ではなく、

アーウィン種、ケント種、ヘイデン種、トミーアーキンス種、

愛文(台湾マンゴー)など多くの品種が存在します。

 

国産マンゴーで思い浮かべるのは宮崎県産の「太陽のたまご」ですが、

他にも「魚沼の妖精」(新潟県南魚沼市産)、

「摩周湖の夕日」(北海道弟子屈町産)などがありますが、

宮崎県産以外は流通量が少なく、

スーパーなど一般的な店舗で見かけることはあまりありません。

また国産品の主力品種はアーウィン種です。

 

 

 

魚沼の妖精(新潟県南魚沼市産)

 

 

ケント種やヘイデン種は主にメキシコやブラジルで栽培され、

日本にも多くが輸入されています。
アーウィン種に比べると小さめで、果皮全体が赤くならず

黄色味がかった部分が残ります。

国産品に比べると価格も比較的に安く入手することができるのも嬉しいところです。

 

 

メキシコ産ヘイデン種マンゴー

 

 

「ペリカンマンゴー」として出回っているのが、ガラパオ種のマンゴーです。

日本国内で販売されているのはフィリピン産で、

国内で販売されるマンゴーの中では一番安価となっています。

ペリカンのくちばしに似ていることから、この名前が付いたようです。
果皮は薄い黄色で、甘みは少し控え気味ですが酸味とのバランスが良く、

甘みの強いアーウィン種とは違った味わいがあります。

 

 

 

ペリカンマンゴー(フィリピン産)

 

最近多く見かけるようになったのが、

タイマンゴーでナンドクマイ種、マハチャノ種があります。

見た目にはペリカンマンゴーに似ていますが少し大きめです。

沖縄やカリフォルニアで生産されている「キーツマンゴー」は

完熟しても緑色で食べごろを判断するのが難しい品種ですが、

大きめなので食べ応えはあります。

台湾マンゴーの代表的なものは「愛文マンゴー」と言われる

アーウィン種(アップルマンゴー)です。
他にも「金煌」(きんこう)、「金蜜」(きんみつ)、「玉文」(ぎょくぶん)、

「聖心」(センセーション)などの他に10種類以上のマンゴーが生産されています。
他にもオーストラリア産のピーチマンゴーなど多くのものがあります。

お気に入りのマンゴーを探してみてください。

 

 

野菜ソムリエコミュニティ新潟
総会・交流会のご案内

すでにコミュニティメールやコミュニティブログで会員の皆さんには告知しておりますが、

改めて再度ご案内させていただきます。

 

日時:令和元年6月29日(土)
    18:00~18:30  総会
    18:30~20:30  交流会

 

場所:Food&Bar Lush(ラッシュ)
    新潟市中央区東堀通8番町1425番
    玉家ビル 1F

 

会費:5,000円(当日支払)
    6月27日(木)15時以降のキャンセルはキャンセル料が発生します。

 

人数:会場の都合で先着20名とさせていただきます。

 

【申込方法】
メールにてお願いします。
野菜ソムリエコミュニティ新潟 事務局
vsc.niigata@gmail.com

メール件名を「コミュニティ総会参加」として、
①お名前、②連絡先(電話番号・メールアドレス)をお知らせください。

申込の締め切りは6月25日(火)までとさせていただきます。
皆様の参加を心よりお待ち申し上げます。

 

 

(野菜ソムリエプロ 木村純一)