皇統(父系男系)の安定的継続に御賛同くださる皆様 | 日本世論の会 本部

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皇統(父系男系)の安定的継続に御賛同くださる皆様

 天皇陛下の即位礼正殿の儀が催行されました、爽秋10月22日。
 ネット動画のチャンネル桜「Front Japan桜」の番組で、ジャーナリストや女優と
してもご活躍のキャスター葛城奈海さんが、「皇統(父系男系)を守る国民連合の
会」が創設され、その会長にご自身が就任されたことを公表されました。
 葛城さんの開設宣言に呼応し、事務局から、お手元に、趣意書と、協賛・賛同をお
願いする署名用紙を、お届けさせていただきます。

  女性宮家創設や女系天皇の肯定は、男女同権の立場からですが、根本の狙いは、天
皇の廃絶にあります。遠い将来、もし女性皇族のどなたかが天皇に即位されたとし
て、眉目麗しい他国の青年と恋に落ち結婚されると、お生まれになるお子様には、神
武天皇以来2000年余にわたり受け継がれてきた父系男系の遺伝子は伝わらず、途
切れてしまいます。
 女性天皇肯定派のねらいは、まさにそこにあります。近代国家の中で、唯一日本国
にしか存在しない男系で継承されてきた皇統の廃絶こそが隠された狙いだと、私たち
は判断しています。

 天皇は世界最古の君主です。しかも、民衆は搾取の対象ではなく、天と地と皇祖天
照大神を始めとする八百万(やおよろず)の神々に向かい、ひたすら国家と民の安寧
を祈るという姿勢を、たゆまず保ちつづけてこられました。
 この万世一系の天皇を戴(いただ)く「君民一体」という国のあり方(国体)こ
そ、ますます混迷の度が深まる現代にあって、人類救済の叡智であり指針であると、
私たち「皇統(父系男系)を守る国民連合の会」は信じます。

 政府と国会が進めようとしている皇室典範の改定に際し、女性宮家や女系天皇を容
認する一切の加筆修正の阻止と、昭和22年にGHQによって臣籍降下を強要された
旧11宮家の中で、男系の御子孫がおられる然るべき方々の皇籍復帰を実現するこ
と。それが私たちの使命であり決意であり、成就すれば、すみやかに解散する暫定的
な組織でもあります。

 それを念頭に置かれて「趣意書」を御一読のうえ、ご賛同の署名、さらには協賛へ
の御寄付を、銀行にお振込みいただければ、この上ない激励であり声援になります。
  多くの方の御参加こそが、原動力です。ご友人、お知り合いの方にお声をかけ、賛
同の輪をひろげてください。
  一定数の署名が集まりましたら、署名用紙をFAXして頂くか、下記の事務局に直接
お渡し頂ければ、幸甚です。
 また近日中に、フェイスブックで、皆様とのコミュニケーションを円滑にできる仕
組みを公開しますので、ご記憶のうえ、ご覧ください。

「皇統(父系男系)を守る国民連合の会」
  会長   葛城奈海                               呼びかけ人  赤尾由美
佐波優子
  事務局  池田元彦 mikejfk@yahoo.co.jp                       saya
       石井竜生 tatsuo@pep.ne.jp
       小川揚司 ogawa1123@kdr.biglobe.ne.jp       顧問  加瀬英明
        中村敏幸 sp7333k9@castle.ocn.ne.jp                     小堀桂一郎
            空花正人 mkuge@jcom.home.ne.jp                       百地章

                              


皇統(父系男系)を守る国民連合の会 (趣意書)

 有史以来、幾多の文明、民族、国家が栄枯盛衰をくりかえし、その歴史に連続性を
欠く中にあって、民族と国家が同じ国土において途絶えることなく続いてきた国は、
日本のみであり、文明史の奇蹟です。
 それを可能にしてきた根元の力は、日本列島という天与の地勢と、そこに築かれ
た、初代神武天皇に始まり、この度の御代替わりによって一二六代へと護持継承され
る、万世一系の皇統の連続性に外なりません。
 天皇の地位は、血統の原理、すなわち「父親を遡及すれば初代神武天皇にたどりつ
く」という、連綿とつづいてきた神秘と霊性の継承であり、それがすべてでありま
しょう。
 ところが現在、反日感情と天皇への忌避憎悪を包みかくした勢力が、公然と女系天
皇擁立を唱えはじめています。
 小泉政権下の「皇室典範に関する有識者会議」は、GHQによって臣籍降下を強要
された旧宮家の皇籍復帰を、国民の理解が得られないと否定し、女性宮家の創設と女
性・女系天皇容認及び長子優先の報告書をまとめ、いったん実現したかに見えまし
た。
 しかし、秋篠宮紀子妃殿下の御懐妊と悠仁親王のご生誕で潰え、私たちは、それこ
そ「天意」とうけとめました。
 しかし彼らは諦めず、その後も虎視眈々と女性宮家創設の工作を進め、このたびの
御譲位に先だち、国会で審議された「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」の付帯
決議に「女性宮家創設等」の文言を織り込むことで、企みを実現しようとしていま
す。
 この案件は、御代替わりに伴う一連の皇位継承祭祀儀礼が終わり次第、すみやかに
検討されることとなっており、左翼野党勢力や反日メディアは、いち早くその前哨戦
を展開しています。
 一方、皇位の男系継承を願う保守勢力には、これといった動きが見られません。 
 国会では、本年六月十二日、自由民主党の青山繁晴議員が代表幹事、山田宏議員が
幹事長となり、「日本の尊厳と国益を護る会」を立ち上げ、活動目標の第一に「皇位
の父系継承護持」を掲げました。
 政府は、一貫して「男系継承を重視しつつ、国民世論の動向を注視し、検討を進め
る」との答弁を繰り返しています。その真意は、女性宮家創設阻止と旧宮家のしかる
べき方々の皇籍復帰による皇室の藩屏再建にある、と私たちは受けとめています。皇
統護持をめぐる戦いの帰趨は、「国民世論」を形成する、私たち国民の声と行動にか
かっているのです。
 以上の経緯を踏まえ、私たちは「皇統を守る国民連合の会」を設立し、次の二点を
掲げて、世論への訴えを始動します。若い世代や女性への呼びかけにも力を入れて参
ります。

 一 皇統護持を願う老若男女は、小異を捨てて大同団結する。
 二 旧十一宮家等の中で男系の御子孫が存続する、しかるべき方々の皇籍復帰を進
める。 

 その推進のために、請願、集会、アピール行進など、あらゆる知恵を具体化し、
「日本の尊厳と国益を護る会」を支援し行動することを表明します。

令和元年十月二十二日   
   
           皇統(父系男系)を守る国民連合の会 会長 (葛城奈海)