ソウルの慰安婦像撤去なしに10億払うからだ。相応の外交的報復が必要。外務省のミスだ。 | 日本世論の会 本部

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 韓国プサン(釜山)の日本総領事館の前に慰安婦問題を象徴する少女像が
設置され、日本政府が早急に撤去するよう韓国側に申し入れたことを受け、
韓国外務省は「外国の公館の保護について検討する必要がある」というコメントを
出して、関係者と協議したいという意向を示しました。一方、像を設置した団体は
31日夜、像の除幕式を行うことにしています。

この問題は、30日、韓国南東部のプサンにある日本総領事館の前に、地元の
学生などで作る団体が慰安婦問題を象徴する少女像を設置したもので、団体は
31日夜に除幕式を行うことにしています。

 外務省の杉山事務次官は、韓国のイ・ジュンギュ(李俊揆)駐日大使に「去年
12月の日韓合意の精神に反するもので、極めて遺憾だ。領事機関の安寧を
妨害し、威厳を侵害する」として、少女像を早急に撤去するよう強く求めました。
 これを受けて韓国外務省は30日夜、「外国の公館の保護について検討する
必要がある。政府と地元自治体、そして市民団体など関係者が慰安婦問題を
記憶する適切な場所に関して知恵を集められることを期待している」という
コメントを出し、関係者と協議したいという意向を示しました。
 少女像の設置については、韓国政府としても外国公館を保護する責任を定めた
「ウィーン条約」に関わる問題と認識しており、日本との関係悪化も避けたい
考えです。
 しかし、パク・クネ(朴槿恵)大統領が一連の事件で職務停止となって、政府の
求心力が落ちているだけに、外交関係者の間では、世論の反発を抑えて
少女像を撤去したり、ほかの場所に動かすよう団体側を説得したりするのは
容易ではないという指摘が出ています。NHKニュース