「日本世論の会 神奈川県支部 万々歳」 | 日本世論の会 本部

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平成28年9月19日

自由民主党神奈川県会議員団長 桐生 秀昭 先生

自由民主党神奈川県会議員   新堀 史朗 先生

日本世論の会 神奈川県支部長 新井 三男 殿

 

日本世論の会神奈川支部 監 事 湯澤 甲雄

                    横浜市南区大岡3-41-10電話045-713-7222

 

「日本世論の会 神奈川県支部 万々歳」

 

 新聞報道によれば、最近の政党支持率は自民党に対し、民主党のそれはその約五分の一であるという。民主党の支持率が自民党を上回り、民主党政権が成立した頃からの凋落ぶりを思いつつ、我が神奈川支部の往年の活動を思い出すと、同志諸君と共に万々歳を叫ばずにはいられません。真に慶賀の至りであります。

 民主党政権成立の背景には、同政権の最後に幹事長に抜擢され、党参議院議員会長を兼務し、実質的に党運営の全権を任され絶大な権限と影響力を持つこととなり、公金を源泉とする「井戸」を民主党に提供した元日教組委員長輿石東の存在があります。その「井戸」には、神奈川県教組だけで40数億円、このほかに、大分県、兵庫県等日教組の強い県で神奈川と同じような手口で組合員に強制拠出させた資金が滞留しており、愛知県では県教組が他の公務員職員団体の闇金庫役を引き受け、摘発された事例があるくらいです。(輿石東氏には、叙勲をご遠慮願いたいですね。)

 

 昭和五十年教育者のベテランである校長の能力の活用を図るべく、校長の手足となって

働く主任を指名する制度を文科省は設けました。日教組はこれに反対する主任制度形骸化闘争を組織して、指名された主任に職務に従事させず、しかも神奈川教組では、これに加えて、支給された主任手当三千円は支給当日に支部役員が主任から瞬間タッチ式で二千円宛組合会計に拠出させるために集金(集金率百%)を強制して回りました。労働金庫の職員をかり出して、各学校支部に集まった金を集金させ、県教組の預金口座に入金させました。これを二十七年間続けた結果、全国の県教組に約二百億円はたまったと思われます。この金を民主党に流すことによって民主党の政権が成立したと言っても過言ではありません。日教組に推薦された国会議員、地方議員が数多く選出されました。民主党の衰退の始まりは、この金が全国的に底をついてきたことにあると言えましょう。

 

我が神奈川県支部が誇るべきことは、機能不全にされた主任制度の蘇生の道を開くとと

もに巨額な税金の無駄使いにストップをかけるために、主任手当の集金を止めさせ日教組

の資金源を断ち、民主党を日干しにする一石四鳥の道を切り開き成功したことです。私たちは、神教組を横領の疑いで県警本部に告発する傍ら、県教育予算が法律で定められた計上目的以外に使用されている現実に対して執拗に県議会自民党新堀典彦先生(故人)に問題提起し、主任手当の予算計上停止も求めました。教育問題の第一人者であると自負されていた先生だけあって、一石四鳥の改革の申入れを正面に受け止めて戦ってくださいました。

 

結局、先生の計らいで主任手当の拠出は横領ではなく、自主的に行われたものであるとの

弁護士意見が県議会に提出され罪人を出なくした一方において、県教委は県教組委員長に対し拠出運動を止めるよう強く文書で要請することで決着しました。その翌年主任制度に

代わる総括教諭制度という新しい制度が発足しました。この神奈川方式が全国で採用され、覚醒する教師が増える傍ら組合員加入率の低下が重なり、日教組の資金造成力低下に連れて「井戸」が枯れはじめ、今日全国において民主党の衰退が日々進行しているのです。   

慶賀に万歳を叫ぶ一方において、故人の7回忌に当たり、往年のご偉業をしのびご冥福を

お祈りする次第です。

 

以上