2年後2年後!今すぐ離脱するわけでもないのに 何が「流通が」だ デタラメ報道するな | 日本世論の会 本部

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英国の国民投票の結果は、遠く離れた秋葉原の自作街にどんな影響を与えるのだろうか。少なくとも、趨勢(すうせい)が決まった直後にPCパーツショップのスタッフの顔を青ざめさせたのは確かだ。

 ある店員氏は「円相場が大きく動くのもありますが、欧州絡みの流通が滞る懸念のほうが強いです。
英国メーカーのパーツはほとんどありませんけど、ドイツや北欧のものはかなり街に出回っていますから。それらが入手困難になることもありうるでしょう。なにしろ世界経済に与える打撃がものすごく大きいですから、他にもどんな影響が出てくるのか……」と警戒する。

他のショップでも多大な影響を心配する声が中心で、円高によるプラスの効果を期待するコメントはわずかだった。ただし、ゼロではない。

 PCパーツの多くは輸入品のため、一般に円安傾向が続けば値が上がり、円高傾向が続けば安くなりやすい。
例えば、2月に円高が進んだ際は少数ながら“円高還元セール”を実施する光景がみられた。

今回も、DDR4メモリやHDDの円高還元を期待する声があった。上と別の店員氏は「DDR4メモリはそろそろ値上がりの
ウワサもありますが、為替によってそこが抑えられればいいですね。大容量HDDも長らく横ばいなので、スポッツ入荷でガツンと安い特価が出せたらと思っています」と話していた。

 欲しいパーツが安くなるのか、入手困難となるのか。売り場に実際の影響が出てくるのはこれからだ。 半年以上続いた値下がり傾向が落ち着いた感のあるメモリだが、週末特価はなおも安い。