3月18日、文科省は来年春から主に高校1,2年生が使用する教科書の検定結果を公表した。竹島領有権を主張する記述や慰安婦問題に関する日本側の主張を取り入れた記述があるという。翌19日東亜日報は「日本、小中高校生全てに‘韓国が竹島を不法占拠’と注入」との大型記事を掲載した。
副題には「日本教科書 歴史歪曲」とある。2012年各教科書会社の記述と今年の記述を比較している。
清水書院: 2012年 ‘日本軍に連行され’
今年 ‘植民地に集められた女性ら’
東京書籍:2012年 ‘慰安婦として駆り出された‘
今年 ‘慰安婦として戦地に送られた
第一学習社 2012年 ‘韓国と領有権問題がある‘
今年 ‘日本の領土、韓国が占拠’
東京書籍
2012年 ‘竹島が地図だけ破棄’
今年 ‘1905年島根県に編入’
など・・・
また同日午後、韓国外務省の鄭炳元東北アジア局長が在韓日本大使館の鈴木秀生公使を外務省に呼んで抗議している。他国の教科書記述に執拗に関心を示す韓国の異常性が顕われている一件だ。
(五十嵐岳男)