2016年1月20日、韓国・聯合ニュースによると、
韓国の輸出に占める日本向けの割合が初めて5%を下回った。
韓国貿易協会は20日、「昨年の韓国の対日輸出額は、前年比20.5%減の256億ドル(約3兆120億円)だった」と明らかにした。輸出額全体に占める割合も4.9%となり、1969年以降初めて5%を下回った。
韓国の対日輸出額は69年に1億ドルを突破。73年には全体の38.5%を占める12億ドルを記録して最大の輸出先となり、88年には100億ドルを超えた。
しかし、中国への輸出拡大や円安の影響により、2002年以降は急減。12年からは4年連続で減少している。対日輸出が減少したことについて、貿易協会関係者は「円安の影響が最も大きい。日本で韓国製品が値上がり
したため」と説明した。