上空で大陸からの強い西風が吹いた27日、九州各地で微小粒子状物質「PM2・5」の大気中濃度が上昇した。
環境省によると、福岡県久留米市三潴町で午前9時、大気1立方メートル当たりの1時間濃度が、注意喚起の判断に用いる値(80マイクログラム超)を上回る106マイクログラムに達した。 九つの測定局全てで国の環境基準値(35マイクログラム)を上回った
福岡市では、街中が白っぽくかすんだ。
福岡管区気象台によると、強い西風は年末まで続くとみられ、九州大の予測では、九州北部は31日から1月2日にかけ、大気中濃度が高まるという。