まだいたのか。遅っ!中国企業ですらベトナムに行ってるよ。日経新聞に騙されるなよ。 | 日本世論の会 本部

日本世論の会 本部

各支部並びに会員相互の交流と広報を目的としています。

2015.11.14 14:00

中国リスクに翻弄され、工場撤退や合弁解消などに踏み切る日本企業が相次いでいる。ここにきて中国経済の減速も相まり、日本から中国への直接投資実行額は1~9月で前年同期比25%減と、数字上でも日本企業の対中進出に衰えが見え始めた。中国市場の巨大さや、安価な人件費にひかれて中国に進出した企業は多いが、突然の規制変更やコスト増など中国リスクに直面し、拠点を他国に移すなど戦略を見直す動きが広がっている。

浙江省杭州市にあるスナック菓子の製造・販売合弁会社を設立
わずか3年で売却することを決めたのはカルビー。
合弁会社の51%の持ち株全てを、合弁相手の康師傅方便食品投資にたった
1元(約19円)で譲渡
する。
売却の背景には、売り上げが伸びず赤字が続いたことにある。5年で500億円を見込んでいた売上高が100分の1のわずか5億円程度にとどまった。
発表資料によると、これに伴い、最終赤字は進出した2012年12月期が500万元、13年12月期が4900万元、14年12月期が7100万元と年を追うごとに拡大。
早期に改善が見込めないと判断、12年8月の設立からわずか3年での撤退となった。