韓国の外交部はなんで菅官房長官に伝えない?勝手に日にち決めるな、日本側の確認とれ。 | 日本世論の会 本部

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▲朴槿恵(パク・クネ)大統領が去る2013年10月7日(現地時間)、インドネシア、バリで開かれたAPEC首脳会議で隣の席に座った安倍晋三総理が見ているのに正面だけ凝視している。両国の揺らぐ関係を象徴する場面だ。/=聯合ニュースDB

韓国政府が韓日首脳会談開催と日本軍慰安婦問題を連係した既存の立場から一歩退いたのに対し、日本側は誠意を見せるどころか無礼を働いて両国間の神経戦が続いている。来月1日に予定された韓中日首脳会議が一週間前でもまだ難色を示し、軍慰安婦問題をめぐる韓日間接点が見つからず会談日さえ確定できずに揺らいている。

27日、日本政府報道官の菅義偉、官房長官は記者会見で「11月2日の韓日首脳会談開催方案を日本側に提案した」という大統領府当局者の前日の発言について
「そのような報道をしたことを私は知らない」
と言った。確かに大統領府報道官の公式発表ではないが、韓日両国のほぼすべてのメディアが報道した内容について日本の官房長官が「知らない」として事実上無視するような発言をしたことは外交上の欠礼という指摘が出ている。

これについて外交部は報道官定例ブリーフィングで「菅長官が報道内容を知らないといっただけ」として、韓国政府が来月2日に首脳会談を開こうと提案した事実を無視したのではないと解釈した。しかし、政府としては前日、日本を圧迫する次元で先制的に日付まで釘をさして会談を提案した事実を公開したが、球を日本側に渡して対応無策で待つほかない状況に置かれることになった。

特に政府が「意味のある韓日首脳会談のためには慰安婦問題が進展しなければならない」という従来の目標を低くして、安倍総理が問題解決に対する政治的意志を表明する水準を要求したにもかかわらず、日本側が難色を示しており、「やらない方がまし」な首脳会談になる可能性もある。

これと関連してユ・フンス駐日大使は前日、東京で開かれた韓日修交50周年関連シンポジウム演説で"(韓日)首脳会談前に(軍慰安婦問題を)解決できなくても'解決のための糸口を見つけることができる'というメッセージを(韓国)国民に伝える必要がある」と話した。

読売新聞は27日
「韓国側は安倍総理がソウルに滞留する間、軍慰安婦問題について立場を表明することを要求したが、日本側が難色を示した」とし、

「これに伴い、韓国側は昼食なしで約30分間、首脳会談を開催する日程を提示した」
と報道した。

ノ・ヒヨン記者