韓国メディア・ヘラルド経済は13日、
韓国に居住する日本人が、円安や嫌韓ブームなどのためにここ数年で急減
したと報じた。
韓国法務部によると、8月末時点で韓国に居住する日本人は3万7865人で、2005年(3万9410人)以来の低水準を記録した。
日本の韓流ブームなどによって両国関係が良好だった2008年には5万人を突破し、2013年までその水準を維持していたが、昨年から急速に減少したという。
韓国に訪問する日本人の数も、2000年代後半から300万人を維持してきたが、2013年以降に減少し始め、今年は
8月末時点で119万人と、年間200万人を割る可能性が高まっている。
韓国に居住、または訪問する日本人が減少した最大の要因はアベノミクスによる円安だ。一時は100円=1500ウォンまで上昇した 為替相場は、昨年以降900ウォンまで低下した。
もう一つの要因は日本国内で増幅している反韓感情だ。昨年、日本の内閣府が発表した世論調査結果によると、
日本人の66.4%が「韓国に親しみを感じない」
と答え、1978年の調査開始以来の最高を記録した。韓流に関するアンケート調査でも、日本人の85.8%が「4年以内に韓流が消える」と回答している。