自民党は4日、党本部で外交・経済連携本部と外交部会の合同会議を開き、中国での抗日戦争勝利70年記念行事に出席した
潘基文国連事務総長に対し、公平性を欠く行為だとして抗議文を送付する方針
を確認した。
近く文案をまとめ、総務会の了承を得た上で国連に送る構えだ。
出席者からは、行事の目玉となった軍事パレードへの非難が続出。 潘氏のパレード出席に関し「軍縮を目指す国際社会が許さない」「国連予算分担金の支出停止や減額を検討すべきだ」との声が上がった。潘氏の解職を求める意見も出た。
会議に呼ばれた外務省関係者は、これまでの政府対応について「事務総長が行事に出席しないよう国連事務局に求めていた」と説明した。
岸田文雄外相は4日の参院特別委員会で「国連は中立性を大事にしなければいけない」と不快感を示した。政府としての抗議については「わが国の考えを伝えている。現状でそれ以上の対応は考えていない」と否定した。
以下ソース:産経ニュース 2015.9.4 18:30