1日付のインド紙ザ・タイムズ・オブ・インディアは、中国はインドが軍事パレードに軍隊を派遣しないことを憂いでいないと報じた。2日付で環球網が伝えた。
中国は1日、インドが軍事パレードに軍隊を派遣しないと決めたことを憂いでいないと表明した。中国外交部の華春瑩報道官は、3日の中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利70周年の軍事パレードに軍隊を派遣するかどうかは、各国の決定を尊重すると述べた。
ロシアとパキスタンを含む少なくとも17カ国が軍事パレードに軍隊を派遣、プーチン大統領は軍事パレードにも出席する。軍事パレードに参加する外国人兵士の数は1000人に上る。
インドが軍事パレードへの軍隊の派遣を拒んだのは、日本を傷つけたくないからだとみられている。
今回の軍事パレードは抗戦をテーマとし、日本が第2次大戦中に中国人民にしでかした数々の犯罪行為に向けたものであるからだ。
また、中国はこれをきっかけに国際世論が日本の過去の犯罪行為や近年の軍国主義の復活の兆しに関心を寄せることを期待しているとの声も上がっている。