今年8/15からのTV・新聞の論調
敗戦70年を謳った番組などが目立った。
安保法制を期したか。10年毎の節目ふしというが、或る種
傾きしるき(顕らかな)、バイタイ挙っての行動は、China
の海洋進出戦略(加えて米国の後退)に追従したものか?。
自虐、反日論旨の例:
1)“稙民地”とやらの件
先ず、朝鮮半島は併合条約に基づくもので政府間の合意。
当時のLondon Times は容認(露の南下戦略対抗の趣意
はあろうがーー)。満洲国は日本側の策謀あったにせよ、武力奪取ではない。日露戦賠償で露から譲受した南満州鉄道(付属地含む)に対する清国非正規組織乃至匪賊等不断の妨害侵害対抗策の企図大(阿片戦争等の結果としての香港・上海を清国、民国は受忍。米国のハワイ領有が満州国のモデル? アロハオエはハワイ王朝最後の王女の作)。
台湾は日清戦争講和条約による賠償としての割譲(該交渉
の清国全権、李鴻章が長城の外を化外の地(蛮地)とした。・
台湾も同認識? なお桑港条約で日本は台湾領有を放棄し
たが民国領とする国際約条はない。
序で;第三国人の語は、東京軍事法廷法曹側参加を望んだ朝鮮サイドに対するGHQの用語。なお同法廷が満州事変後の日本の行動を審決したことに関る。
植民地の定義、未だ確定せず。ホンの数十年前、Texas、Cali-fornia、Philippine、Cuba等を領有した米国の行動は何なのか。
序で;ペリリュー島を含むパラオ諸島は国際連盟から信託さ
れた日本統治領。今も北方4島侵掠は続く。
2)“侵略”の件
結局、領有・統治を軍事力を以て得たかが論点だろうが、
満州事変に関東軍の行動ありと云えど、同国政府は日本そ
のものではない(1931年、事変後の国際連盟リットン調査
団も侵略とは言ってない)。
北・中・南米、アフリカは言わずもがな、インド(英領)、
ベトナム(仏印)、ビルマ(英印)、インドネシア(蘭印)、
フィリピン(米領)の史実を見れば、日本を侵略・植民地
と断罪できようか。なお日本はS18年、フィリピン、ビルマ
の独立を認めたが、フィリピンの米国から独立はS21年。
西欧の植民大国が、1-2世紀前のこと、時効というなら、そ
の論拠を質し我らの参考としたい。謝罪とやらも見習おう。
また序で;タスマニア島NativeをSports Hunting で絶滅させ
たり、両米大陸Native では荒蕪の地に放逐され、インドで、
織綿女工の手首を切落し。これら蛮行に時効はない。
台湾、併合後朝鮮の民生安定・向上を、西欧の植民地宗主
国が非難出来る筈がない。彼の地の民族・文化の自尊心とどう折合うかが課題だろう。尤も元来が輔強挫弱が骨絡みの習性・文化の民には永久に通じないだろうがーー。
3)尊きもの
安保法制で、今、世の関心事は“生”に凝縮されている。個
々の人間、その集合、知己・親族・同志・同胞などに意識が
及ばないらしい。“イノチ”、“ヘイワ”の尊さの語に、世の太宗が平伏するのがその証左。この尊さ否定ではなく、生物は植物でさえ種の保存のため個の生を賭すこと覚るべし。生の絶対矛盾。
生を求めるだけでは、これを脱し得ない。
古今東西世界の珍物、現代日本人が目を背けてもこの真実は消えない。安保論議にこの土壌なかりせば安保も画餅に帰す。
以上、