韓国メディアによると、韓国外交部の尹炳世長官は24日、解決が急務となっている慰安婦問題について、
「日本側はどんな措置を取るべきなのか、はっきりと分かっているはずだ」と述べた。25日付で中国新聞網が伝えた。
尹氏は「今が韓日関係改善の糸口を見出す絶好のタイミング。日本側も同じ考えだと信じている。様々な問題の中で、最も解決が急務となっているのは慰安婦問題。日本側はどんな措置を取るべきなのか、はっきりと分かっているはずだ」と述べた。
安倍晋三首相が8月に発表する戦後70年談話については、「周辺国や国際社会の期待に沿う内容や形式でなければならない。日本政府はこれまで何度も歴代内閣の正しい歴史観を継承すると言ってきた。『安倍談話』がさらに明確かつ具体的にこの点に言及すれば、日本の利益に合致するだけでなく、周辺国や国際社会にプラスのシグナルを発信することになる」とした。
韓日首脳会談については、「慰安婦問題などで進展が得られれば、自ずと条件が整うはずだ」と述べた。
(編集翻訳 小豆沢紀子)