『ウリナラ・ファンタジー歴史』の本質を考える | 日本世論の会 本部

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『ウリナラ・ファンタジー歴史』の本質を考える

児島謙剛


まずは、以下の記事をご一読頂きたい。

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〈教科書を比べる〉
韓国―光復軍の戦いぶりを2ページで

 アジア・太平洋戦争は、世界史分野の「社会2」と、韓国史を扱う国定教科書の「国史」の両方で教える。(中略)
国史の教科書は、中国にあった大韓民国臨時政府につくられた韓国光復軍の戦いぶりを2ページで記述する。

 《日帝が太平洋戦争を起こすと、大韓民国臨時政府は日本に宣戦布告し、連合軍とともに独立戦争を展開した。このとき、韓国光復軍は中国各地で中国軍と協力して日本軍と戦い、遠くインドやミャンマー(ビルマ)戦線にまで進み、イギリス軍とともに対日戦闘に参加した。》

 さらに《わが民族の積極的な独立戦争は各国に知られ、世界列強は韓国の独立問題に関心を持つようになった。》 《連合国の首脳らが集まったカイロ会談とポツダム宣言で、韓国の独立を約束する土台が築かれた。》と述べ、光復軍の戦いが独立に寄与したことを強調している。

 国史編纂(へんさん)委員会の許英蘭(ホ・ヨンナン)博士は「対日宣戦布告が戦況にどれほど影響を与えたかはともかく、植民地にされていた朝鮮が戦勝国になったことを強調した」と話す。「日本の右翼が、日本はアメリカに負けたのであって植民地朝鮮に敗れたのではない、という論理を展開することがあり、それを批判する意味もある」という。
(桜井泉)
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食べかけの食事を吹き出してしまいそうな、文字通り「噴飯物」の記述であるが、彼の国=韓国は大真面目で、これを歴史教科書に載せ、子供たちに教えているのだ。

ちなみに、文中にある「大韓民国臨時政府」なるものは、上海を拠点としていた自称・亡命政府のことだが、実態としては単なる非合法組織に過ぎず、当時の枢軸国はおろか連合国からも、いかなる地位をも認められず、一切の国際的承認を得ることは無かった。それが歴史の事実である。

「歴史は生きている」「教科書を比べる」と称する見出しの上記記事は、朝日新聞の公式サイト上にて今でも閲覧することができる。
http://www.asahi.com/international/history/chapter07/textbook/03.html

ここから我々日本人は、何を読み取るべきなのか。4月11日付の産経新聞の記事が、韓国における「歴史」の本質を突いているので、以下に紹介する。

http://www.sankei.com/column/news/150411/clm1504110003-n1.html
http://www.sankei.com/column/news/150411/clm1504110003-n2.html


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事実は二の次 韓国の「歴史」への願望と思い込み

韓国の首相は、よほどお暇らしい。一昨日、李完九首相はソウル市内で緊急会見して記者たちを慌てさせたが、何のことはない。あいも変わらぬ日本の中学教科書検定に対する文句で、わざわざ「緊急」に開くほどの話ではなかった。

 ▼さすがに竹島と慰安婦に関する記述への言い掛かりだけでは、首相の名折れと思ったのか、目先を変えて矛先を古代史に向けてきた。教科書に「任那日本府」を記載するとはけしからん、「民族魂を否定するものだ」と烈火のごとくお怒りなのである。

 ▼任那は、4~6世紀に朝鮮半島南部にあった「国」で、大和朝廷の勢力下にあった。日本書紀だけでなく中国の史書にも任那の記述があるほか、中国吉林省にある好太王碑には倭人の進出ぶりが刻まれているなど証拠に事欠かない。

 ▼証拠があっても韓国のお偉方は、そんな昔から日本が朝鮮半島に進出していた、という事実そのものが気に入らない。ならば、任那日本府を「なかった」ことにすればいい、とばかりに史実を歪曲(わいきょく)し、他国の教科書にも文句をつけているのだろう。

 ▼竹島や慰安婦問題もしかり。彼らにとっての「歴史」とは、「こうあってほしい」「こうだったはずだ」という願望と思い込みの結晶であり、実際にあったかどうかは二の次なのである。だから事実をもとに「歴史」をとりあげている小紙は、蛇蝎(だかつ)のごとく嫌われる。
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『「こうあってほしい」「こうだったはずだ」という願望と思い込みの結晶』とは、まさに言い得て妙であり、韓国の「歴史」が事実ではなく、ファンタジー以外の何物でもないという“事実”を的確に言い表している。

日本の歴史が、=事実であるのに対して、中共(シナ)のそれは、=プロパガンダ、そして韓国のそれは、=ファンタジーであると言われる。

土台が全く異なる上に、向いているベクトルもバラバラなのであるから、歴史認識に関する相互理解など、そもそも初めから成り立つはずが無い。

「過去の歴史を直視して話し合えば、互いに分かり合える、和解できる」などと、したり顔で宣(のたま)うことは容易いが、それこそが『「こうあってほしい」という願望の結晶』、すなわち『砂上の楼閣』に他ならない。

ファンタジーの空間に生きる彼の国の住人は放っておいて、我々日本人は、これからも事実に基づく真の歴史を堂々と教育し、堂々と世界に発信し続


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