2015年6月1日、韓国・中央日報によると、韓国の輸出が約6年ぶりに最大の下げ幅を記録した。
韓国産業通商資源部によると、5月の韓国の輸出は前年同月比10.9%減の423億9000万ドル(約5兆2800億円)。
2009年8月の20.9%以降最大の減少率となった。
同部関係者は輸出不振の原因について、「原油価格下落により輸出品目の単価が下がったことに加え、祝日があったため操業日数が少なかった」と説明した。
しかし、先月の輸出は物量基準でも前年同月比3.1%減少した。専門家らは「輸出不振をそのまま放置するのは危険だ」と指摘。「韓国の核心産業が日本と競争しているため、円安への対策が重要だ」「ウォン円為替相場を安定させ、中国内需市場攻略に乗り出すべきだ」などと主張している。