韓国・中央日報は29日、ロサンゼルスのコリアン・タウンの酒類販売店やカラオケ店などの事業主が、カリフォルニア州の酒類取締局(ABC)と地元警察によるコリアンタウンの取締りが行き過ぎだと抗議を行う計画があると報じた。
事業主らは、警察などが取締りが過度に強圧的で、普通の女性客を売春婦扱いするような行為が日常的に行われていると主張している。
事業主側は「最近、ロサンゼルス・タイムズなど一部メディアの報道によって、コリアンタウンがまるで“不法ビジネスの温床”のように見られているが、これは明らかに誤った『イメージ暴力』だ」「一部の警察の行き過ぎ行為は容認できないレベル。
犯罪者のように扱う強圧的な捜査によって、多くの店や客に被害が出ている」と訴えている。
また、あるカラオケ店経営者は「一部業者が不況のために違法行為をしたことは認めるが、業界全体がすべて違法運営をしているわけではない」とし、「時間外の酒類販売はダウンタウンやハリウッドの方が多い。
コリアンタウンだけを標的に捜査するのは問題だ」と主張。さらに「若い夫婦がカラオケで歌っていただけで、警察が売春容疑で妻を逮捕しようとし、夫も阻止しようとして逮捕されかけたような不合理なケースもある」と訴えた。