2015年3月19日、韓国・文化日報は、安倍晋三首相の米国訪問を来月に控え、日本の歴史学者らが「慰安婦は売春婦である」と主張し、米国の教科書の慰安婦関連の記述の訂正を求めていると報じた。
文化日報は米紙ワシントン・ポストの報道を引用して、安倍内閣の河野談話検証に参加した日本大学名誉教授の秦郁彦氏ら19人の学者が先日、日本外国特派員協会(FCCJ)で行った会見で、米出版社マグロウヒルの歴史教科書の慰安婦に関する8カ所の記述に訂正を求めたと伝えた。
秦氏は会見で、「売春婦は人類史上、いつの時代にもどの国にも存在しており、慰安婦が特別なカテゴリーで扱われるものではない」と述べたが、
この発言が「慰安婦の女性たちを売春婦と表現した」として韓国で物議を醸している。