戦後処理、日独単純比較は不適当-岸田外相
岸田文雄外相は10日午前の記者会見で、日独首脳会談の際にメルケル首相がドイツによる戦後の周辺国との和解に言及したことに関連し、
「安倍内閣としては、歴史認識に関する歴代内閣の立場全体を引き継いでいくということを表明している」と重ねて述べた。
同時に、「日本とドイツでは、先の大戦中に何が起こったか、どういう状況下で戦後処理に取り組んだか、 どの国が隣国なのかという経緯が異なり、単純に比較することは適当ではない」と語った。
時事通信 (2015/03/10-09:35)