Message body
各位、転送します。 林
-
--------- 転送メッセージ ----------
From: sakata <minorusakata@ivy.ocn.ne.jp>
日付: 2015年3月2日 10:46
件名: 放射能の真実を伝える」服部禎男(はっとりさだお
From: sakata <minorusakata@ivy.ocn.ne.jp>
日付: 2015年3月2日 10:46
件名: 放射能の真実を伝える」服部禎男(はっとりさだお
エネルギー問題の専門家の中では
原子力は水力・火力と比べてはるかに人命の犠牲が少ない発電方法であると
考えられている。
それはちょうど同じ距離を移動するのに
自動車を使った場合と飛行機を使った場合に似ている。
これは説明するまでもないですよね?どちらが安全か?
しかし9.11テロ事件以降、飛行機のハイジャックを恐れ、 自動車によりアメリカ国内を移動するようになった人 が多くなった。 そのデータをドイツのマックス・ブランク研究 所が分析したことがある。 その結果、最初の1年間だけで1595人が米国の路上で 事故死したことを割り出した。 飛行機に乗っていれば死なずに済んだ人たちだ。 コスト問題はなんとも言えない。 交通費としては飛行機代は高価だ。 しかしクルマを購入したとすれば、その方が高価だろうし、 何のクルマを買ったのか?燃費は?減価償却したのか、どうか? また何人で移動したかにもよるし、コストでの比較は難しい。 しかし、コストを考えなければ 飛行機での移動の方が安全だということは明らかだ。 |
また実際、「リスクにあなたは騙される~「恐怖」を操る論理」 (早川書房)では、 一ヶ月に一回程度飛行機を利用する人にとって、 リスク分析の専門家は飛行機を避け自動車による 移動をはじめたことから、 数千人が余分に死ぬことは最初から分っていたのだ。 簡単な数学の問題だからだ。 さて自動車と飛行機の次は 原子力とソーラーパネル。 どっちが危険か比べるのは難しい。 原子力発電所と屋根の上のソーラーパネルを比べれば、 当然原子力発電所が危険なのは当たり前。 すなわちこれらのリスク分析をするには、同じ土俵に乗 せてやらねばならない。 リスク管理の観点からは1TWh(テラワットアワー)の エネルギーを生み出すときに、どれだけの犠牲者が 出るかによって比較される。 結論をいうと火力発電は原子力発電の1000倍危険だということだ。これはチェルノブイリでの事故も含んだ数字である。 プラント事故や採掘の危険性だけで火力は原子力の 1000倍以上危険であり、大気汚染での死者を含めると 1万倍以上が危険である。 WHOの報告では毎年大気汚染でなくなるのは115万人 であり、そのうちの半分は自動車の排ガス、火力発電は 30%だと報告されている。先ほどのデータにプラス、 300万人の数字をいれると、火力は原子力の 1万倍以上危険だという結果になる。 即ち大気汚染での犠牲者を入れるとシナの炭坑で 毎年崩落で死んでいる数千人(シナのデータなの でもっと実際は多いだろうが)や石油を巡る戦争で の死者の数は無視できるほど小さいものとなってくる。 それくらい火力は危険なのだ。 原子力発電所1基分をソーラーパネルで補うには 山手線で囲まれた面積をソーラーパネルで埋め尽くす 必要がある。 そのために必要な建設資材、コンクリートや鉄などを 生産・加工する過程での犠牲者、建設工事中での 犠牲者は無視できない数字になる。 そりゃ、犬小屋作るのと、大阪城建てるのでは、 どれだけその行程で犠牲者がでるのかくらい、 小学生でも分りそうなもんだ。 オークリッジ国立研究所のインハーバーは 1980年代まではまったくもって安全だと思われていた、風力・太陽光発電でも 人命の犠牲者が不可避だということをこのように示した。 すなわちエネルギー密度の低いものでは原子力の |