神奈川の世論4463  田母神候補を貶めるBS朝日に抗議 | 日本世論の会 本部

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佐藤です。BS朝日に下記抗議いたしました。
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 2月15日報道の「いま日本は 徹底検証」で、東京都知事選投票日の出口調査結果に見られた田母神俊雄候補に対する若者の高い支持率についての分析がなされていました。ジャーナリストの青木理氏と専修大学教授の岡田憲治氏がコメントしていましたが、下記について抗議及び要求を申し上げさせていただきます。
 
1.統計学を無視した数字の捏造について
 朝日新聞の出口調査結果では、田母神俊雄候補に対する20歳代の若者の支持率は24%とのことでした。24%とは、出口調査をサンプリングの母集団とした数字であり、東京都の20代若者全体の母集団においても、ある統計的な確度で推定できる、というのが統計学の考え方です。従って、東京都の20代若者の田母神候補の支持率は24%と言える、とするものです。
 しかしながら、岡田憲治氏は、投票所に足を運んだのは25%、その24%なので田母神候補を支持したのは、20代若者全体の6%に過ぎない(多分、次の計算でしょう。0.25×0.24=0.06)。だから残りの94%は田母神とは書かない、と統計学上から見ればでたらめな発言をしました。
 田母神候補に対する若者の支持率が高かったことを、ひたすら過小評価するために、統計学の論理まで無視した姿勢は、学者としては許されざるものと言えます。
 
2.青木理氏は、番組における若者二人のインタビューで、「前回の選挙で民主党に投票したが民主党政権にはがっかりした、今回は候補の政見を読んだが、田母神候補が一番分かり易かった」との発言を捉え、「戦前の政党崩壊と同じ過程、当時ヨーロッパも政党政治に絶望して過激に走った。」と暗にナチスドイツを暗示すると飛躍した発言をしました。
 その他、青木氏、岡田氏とも、田母神候補に対する20代若者の高い支持率について、過小評価する発言に終始しました。
 論理の飛躍が多く誠に酷いものと思いますが、それも表現の自由として許容されるとしたら、放送法第4条に従い、異なる見解を持つ論者も登場させるべきです。すなわち、当該番組は、放送法第4条に違反していると言えます。
 
 以上より下記2項について要求いたします。
1.岡田憲治氏は、学問上の稚拙なミスを犯しており、放送の公共性からみて相応しくなく、今後の登場は差し控えていただく。
2.放送法第4条に従い、テーマにより論点が異なると想定される場合は、視聴者にその異なる論点が分かるよう、論者の選定を図っていただく。
 
 以上、抗議旁々要求いたします。
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