【令和8年度】神奈川県「多様な人材が活躍できる職場環境整備支援奨励金」とは?最大120万円の支援を活用しましょう!

神奈川県では、県内の中小企業等を対象に、「令和8年度神奈川県多様な人材が活躍できる職場環境整備支援奨励金」の募集を行っています。

育児や介護との両立支援、男性の育児休業取得促進、不妊治療との両立支援、外国人労働者の職場環境整備など、多様な人材が安心して働ける職場づくりに取り組む企業を後押しする制度です。

今回は、制度の概要や対象となる取組について分かりやすくご紹介します。


奨励金の概要

本奨励金は、神奈川県内で事業を営む中小企業者等が、多様な人材が活躍できる職場環境を整備するための取組を実施した場合に支給される奨励金です。

仕事と家庭の両立支援や外国人材の定着支援などを通じて、誰もが働きやすい職場づくりを推進することを目的としています。交付額は複数コースの活用により最大120万円となります。


対象となる5つのコース

令和8年度は、次の5つのコースが設けられています。

① 仕事と育児の両立コース(20万円)

育児と仕事を両立しやすい制度を新たに整備し、就業規則へ反映するほか、社内相談窓口の設置などを行うコースです。

例えば、

  • 妊婦健診や出産立会いのための休暇制度
  • 子育てサービス利用費補助
  • 学校行事参加のための休暇制度

などが対象となります。


② 男性の育児休業取得促進コース(20万円)

男性従業員が育児休業を取得しやすい環境づくりを支援するコースです。

対象となる主な取組は、

  • 男性従業員が合計15日以上の育児休業を取得
  • 育児休業取得促進のための社内研修
  • 相談窓口の設置

などです。


③ 仕事と不妊治療等の両立コース(20万円)

不妊治療や卵子凍結と仕事を両立できる職場環境を整備する企業向けのコースです。

休暇制度や勤務制度の整備、社内実態調査の実施などが求められます。


④ 仕事と介護の両立コース(20万円)

介護離職を防ぐため、仕事と介護を両立できる制度整備を支援します。

介護休暇制度の充実や相談窓口の設置など、従業員が安心して働き続けられる環境づくりが対象です。


⑤ 外国人労働者の職場環境整備コース(20万円または40万円)

外国人労働者の定着を目的とした制度です。

例えば、

  • 就業規則等の多言語化
  • 雇用労務責任者の選任
  • 日本語教育の実施

などの取組が対象となり、要件を満たすことで40万円まで交付されます。


申請期間

令和8年5月29日(金)~令和8年10月30日(金)

※先着順で受付され、予算額に達した時点で募集終了となります。申請を検討されている場合は、早めの準備をおすすめします。


活用のポイント

この奨励金は、単に設備を導入する制度ではなく、「就業規則の整備」「制度の新設」「社内研修」「相談体制の構築」など、人事労務管理の見直しが中心となっています。

そのため、

  • 就業規則の改定
  • 社内制度の設計
  • 必要書類の作成
  • 実績報告

など、社会保険労務士がサポートできる場面が数多くあります。

また、複数コースを組み合わせて申請できる場合もあるため、自社に合った活用方法を検討することが重要です。


社会保険労務士へご相談ください

「自社が対象になるか分からない」
「就業規則をどのように整備すればよいのか知りたい」
「申請書類の作成をサポートしてほしい」

このようなお悩みがありましたら、お気軽に当事務所までご相談ください。

制度の要件確認から就業規則の整備、申請書類の作成、実績報告まで、企業の皆様をトータルでサポートいたします。

募集は先着順です。活用をご検討の企業様は、お早めのご相談をおすすめします。

 

井上社会保険労務士事務所