厳しそうな女性教官と二人きりになるととても緊張感が増す不安


まず操作方法を教わる。

乗り降りの仕方、

エンジンのかけ方、

ウインカーの操作など。


説明が終わると、

「じゃあ付いてきてください」


というと素早くスタートしてしまった教官。

私も緊張しながらスタートする。

これ原付乗ったことなかったら何もわからん。


原付は乗らないにしても取っておいて損はないよと高校生の自分に言いたくなる。


怖かったけれど意外と乗れて

教官のあとをついてゆく。


何周かしたあといきなり一本橋が現れた。

こ、これがあの不得意な方が多いという一本橋………


鉄製の細い道を、速すぎず遅すぎずの速度で通り抜けるやつ。


その前に立つと緊張感が半端ない。

しかし謎に私は一本橋は行けるのではないかという気持ちがあった。


車はペーパードライバーだけれども、

自転車歴は相当長い。

今でも週6乗るし、10代の頃には自分の顔くらいまで積み上げた新聞を毎日配達していたこともあるからバランス感はあるのではないかと!


教官の見事な中型?スクーターの一本橋を見送ってから自分の番だ。


夫に「一本橋落ちそうだよな笑い泣き

と言われていた。

俺一回一本橋で卒検落ちたと言っていたので見返したいチュー(小型と中型、ATとMTで全然違うと思いますが)


いざ出陣!


なんとクリアキラキラ

教官が横に来て「いい感じじゃないですか!5.9秒!」

と笑顔で言ってくれた拍手


これはうれしい!!

一本橋は結局一度もまだ落ちていません。


そのあとクランクやS字、坂道発進。

あと小型ではしないのにスラロームもやってみようと言われてやるも超遅い。

一応通り抜けてコース復帰。


やはり一本橋は得意でもクランクとS字が上手ではない。


厳しそうな教官だけれど、ダメ出しはない。視線と上体の力を抜くことを意識するように少ないアドバイスと、見て学べというスタイル。


一回見てクランクとS字が苦手だと判断したであろう教官がまたクランクとS字まで連れてきてくれた。


そしてそのあと何もアドバイスはなく、

八の字をやってみましょうと。


「八の字は円の中心を見ながら回ります。」

とだけ言い、課題にはない八の字にチャレンジ。


何周かしたあとにまたS字に行くと…

あれ?なんか掴んでるぞ?!

となった。


なるほど、S字は八の字の半分なのか!

目線をどこにするのかがハッキリわかった。


ただしアクセルの加減が下手くそなので

スイスイとは行かない(笑)

でも失敗はしないというレベルでクリア。


この先生なかなか好きかもしれん!!



こうして無事1日目が終了した。

「じゃぁ次の技能は1段階のみきわめね。」


?!

小型ATの教習回数はかなり短く、

1回乗ったらもうみきわめ不安


道なんてなんにも覚えてないけども?!


「YouTubeにコース載ってるから観てみてね」

と言われた。


できないわーー!!

と叫びたくなった。


→つづく