出国審査の時間が近づくにつれターミナル内は人で溢れかえっている。


今までのフェリーでなかったことはスーツケースは置いたままみんなどこかに行っていること。


日本は平和ボケしているとか言うけれど、意外と韓国人のほうがスーツケースを盗まれる心配はしていないようだ。若干スーツケースを置きっぱなしにすることに抵抗もあるが、そんな私が変なのかもしれないと良くわからなくなってきた。まぁ盗まれたところで大事なものはスーツケース以外に入っているから最悪良いだろうということになった。


このスーツケースが出国審査列の場所取りにもなっているようだ。


出国審査はむか~し2度飛行機で台湾に行った時にしたことがあるだけなのでほとんど記憶がない。緊張したのだけは覚えている。

船の出国審査はどんな感じなのだろう。


下関での出国審査は列に並んで審査官にパスポートを見せてスッと終わった。手荷物の検査はなかった気がする。(忘れた)。食料品も特に持ち込み制限がないので夜は好きなものが食べられる。


待ち時間があまりに長すぎてやっとか!という気持ちが大きい。ついに星希(ソンヒ)に乗船する!!



待合で待っている時もファンネルは見えたが船の全体は見えなかった。ただ古いことはわかる。YouTubeで他の方が乗船するのを見ても星希号は古い。


関釜フェリーには日本船のはまゆうと韓国船の

星希がある。初めてははまゆうに乗りたかったが、休みに自由が利くわけではないので私の乗れる日は星希号であった。毎日交代の出航です。


関釜フェリーは安いのが利点です。

インターネット割が30%引き!

なので個室にしても9,800円。2名の部屋にひとりで泊まると貸切料がかかるのだが、それも2,000円と安い。船に乗りたいから韓国に行く私は気づいてなかったけれど、韓国に行く飛行機は結構高い。前は安くて近いと言われていたけれど今は安くはないみたいだ。


雑魚寝部屋も検討していたが星希号だし個室にしておこうと思った。(安いし)。これは大正解だった。大部屋はコンセントがひとつしかないと言うし、大きな荷物も広げにくいだろう。


個室は気にすることなく自分だけの空間だからとてもリラックスできた。想像通り古い部屋だけど、必要なものはそろっている。はまゆうの動画も観たけど、星希号のほうが広いような印象を受けた。あと部屋にトイレとシャワーと窓がついているのはかなり嬉しい。


この重い鍵も古さを感じる。

出港までは1時間近くあるので揺れる前にご飯やお風呂は済ませておくと安心。昨夜暴風雪警報が出ていたのならば、確実に海も荒れているだろう。


船での過ごし方は次回へつづく。