前日シュノーケルを断念した私は、

始めて身体が完全に受け付けないものに

出会ったことを痛感した。


これまで出会った苦手なものは

数多くあるけれど、

努力すれば克服できそうなものばかり。


でも泳ぎ、海、シュノーケリングは

努力をしたとしても身体が受付けないだろう。


それほどに具合が悪くなった。

だからInstagramで

ダイビングの写真を見る度に悔しくなる。


私はこんなにきれいな景色を

見ることができないんだと。

6歳の子供でもできるはずなのに!


しかし、昨日女の子に教わった

アーリーナイトツアーというものなら

私も楽しめるので昨日帰宅したあと予約した。

夜のお楽しみ。


ということでいつまでも寝ていることもできたけどせっかく来たので行動せねばならない。


朝は宿近くの小笠原神社に行き、

そこから天狗鼻展望台を目指すことにした。

宿から30分くらいと書いてある。


海は無理だけど、山は苦手意識はない。

子供のときに毎年1度は山に行っていたから。


しかしこの天狗鼻展望台が過酷だった。

あえて整備がしっかりされていないので

道がわかりにくい。

そして急斜面や足場の悪いところばかり。

遭難がよぎるほどの不安定さだった。


30分くらいの展望台だというもんだから

軽装で来てしまった。

ズボンが薄い。

ツルや根っこに捕まりながら進まないと行けないほどなのでズボンも引っかかる。


本当にここは道なのだろうかと思うほど

不確かな道を進んでいく。


すると建物を発見!

貯水槽かなにかだと思う。

その先に鎖があった。


鎖は安定感があるので
安心して登れた。



そして天狗鼻展望台到着。
天気は悪かったものの小笠原特有の
乾性低木林が広がっている。

帰りは滑りやすく危ない道をゆっくり
くだり始めるとだんだん道が見えてきた。

明らかに来たときの道は間違っていた。

途中大きな動物もいた。怖い。


地面の整備はされていないものの、

ロープや鎖がところどころある。


来たときはこんなのなかったぞ?!

おかげで帰りは20分くらいで

すんなりと下山することができた。

たぶん登りは1時間くらいかかった。


大変だったけれど、

普通は選ばない場所に行けたので大満足。