『日本の神様カルタ』に登場される神様を簡単解説。
34番目は
「倭迹迹日百襲姫命 やまとととびももそひめのみこと」
第七代孝霊天皇皇女。
古代における巫女。
大物主神(おおものぬし)の妻。
夜しか姿をみせぬ神の正体を櫛笥(くしげ)の中の小蛇と知って驚き叫んだので、神は恥じて三輪山に登り、ヒメは悔いて箸で女陰を突いて死ぬ。
『日本書紀』によると、崇神天皇の七年、大物主神が倭迹迹日百襲姫命に神がかりし、また天皇の夢中に現れて告げたことにより、三輪山の祖となる大田田根子をしてこの神を祭らしめることとなった。
また三輪の神が子蛇の姿となって倭迹迹日百襲姫命のもとに通ったという神婚伝承もある。
スクナヒコナが去った後、大国主神に祭りを要求したという神の物語は、三輪山を御神体とする大神神社の鎮座縁起である。
三輪の神も、農耕に関係の深い水を支配する神として、古くから大和で信仰された神である。
『日本書紀』では、三輪山の神はオホナムヂノ神の幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)であると伝え、オホナムヂノ神と同神化はれているが、本来は別神であった。
(神道事典より)
【ご利益】
諸願成就、厄除け、家内安全、延命長寿
【お祀りされている神社】
⛩️吉備津神社 (岡山県岡山市北区)
⛩️岡山神社 (岡山県岡山市北区)
⛩️田村神社 (香川県高松市)
⛩️船山神社 (香川県高松市)
⛩️水主神社 (香川県東かがわ市)
⛩️大神神社摂社 神御前神社 (奈良県桜井市)
【ひとりごと】
なぜ倭迹迹日百襲姫命をこの順番にしたかと言うと、大国主神が大物主神と関係する説があるからである。
後に登場される「吉備津彦命」の姉でもあり、「岡山神社」の御祭神。
なので、カルタに登場してもらいました。✨
【コラボイラスト】