『日本の神様カルタ』

に登場される神様を簡単解説。

31番目は

「事代主神(ことしろぬしのかみ)」



『古事記』には八重事代主とも記す。
オオクニヌシの子。
葦原中国の平定に遣わされ国譲りを迫るタケミカヅチへの回答を、父オオクニヌシから任されたコトシロヌシは、天神への恭順を宣言して、海中の青柴垣(あおふしがき)の中へ隠れ去った。
このことから、神言を代行する託宣の神であると思われる。
神功皇后紀にも託宣神としてみえる。
          (神道事典より)

【ご利益】

・海上安全

・豊漁

・五穀豊穣

・田の虫除け

・商売繁盛

・福徳円満

・開運 


【お祀りされている神社】


⛩️久伊豆神社 (埼玉県越谷市)

⛩️三嶋大社 (静岡県三島市)

⛩️大湊神社 (福井県坂井市)

⛩️今宮戎神社 (大阪府大阪市)

⛩️長田神社 (兵庫県神戸市)

⛩️美保神社 (島根県松江市)



【ひとりごと】


事代主=神言を代行する

なるほど、その通りのご神名。


国譲りの返事をした後、天の逆手という呪術で、自身の乗っていた船を踏み傾け、海中の青柴垣に変貌させ、その中にこもったらしい。


元来は出雲の神ではなく、託宣の神として大和に祭られ、宮廷内にも祭られていた。

大国主神が答えず、コトシロヌシ神が天つ神の使者に返答するのは、古代の君主の呪的宗教的支配力を代表する神が、コトシロヌシ神であったからだとの説明もある。


コトシロヌシは恵比寿さまとして扱われることもある。



【コラボイラスト】


意外と少なく、お二人だけでした。✨



『日本の神様カルタ』について