『日本の神様カルタ』
に登場される神様を簡単解説。
27番目は
「天手力男神(あめのたぢからおのかみ)」
手の力を意味する神。
天岩戸神話において、思金神の策謀により、長鳴鳥を集めて鳴かせ、祝詞をあげて、アメノウズメが俳優(わざおぎ)したとき、岩屋の戸を細く開けて外をうかがったアマテラスの手をとって引き出した神。
また天孫降臨の際に随従して伊勢の佐那県(さなのあがた)に鎮座する。
長野県戸隠神社などの祭神。
【ご利益】
技芸上達、スポーツ上達、開運招福、五穀豊穣、災難・厄除け
【お祀りされている神社】
⛩️戸隠神社 (長野県長野市)
⛩️佐那神社 (三重県多気郡)
⛩️白井神社 (兵庫県尼崎市)
⛩️湯島天満宮 (東京都文京区)
⛩️大津神社 (岡山県真庭市)
⛩️浮田神社 (岡山市中区)
【ひとりごと】
二度とアマテラスが岩戸の中に閉じこもらないよう、遠くに蹴り上げた岩戸が、戸隠山になったといわれる。
戸隠神社は、天手力男神がご祭神の代表神社。
なので、一般には天の岩戸を持ち上げているイラストが多い。
【コラボイラスト】
お一人だけでした。レア。