『日本の神様カルタ』に登場される神様を簡単解説。

12番めは、「高龗神(たかおかみのかみ)」



カグツチを生んだ時の火傷がもとで身を隠したイザナミの死を悼み、イザナギがカグツチを十拳剣(とつかのつるぎ)で斬った時に生成した神。

『古事記』には、イザナギの剣の柄についた血が指の間からしたたり落ちて、クラオカミとクラミツハが化生したとある。

『日本書紀』には、イザナギがカグツチを三つに斬った時に、イカズチノカミ(雷神)、オオヤマツミ(大山祇神)とともにタカオカミがなったとある。
クラは断崖の下の峡谷を指し、オカミは水を司る龍、ミツハは出始めの水や水精の意。
      (神道事典より)

タカオカミ神とクラオカミ神は同一、または対の神とされているようです。

タカオカミ神は、高い峰の神。
クラオカミ神は谷の龍神。

【御神徳】
祈雨、祈晴、農水安全、商売繁盛、夫婦和合

【お祀りされている神社】⛩️

⛩️白龍神社 愛知県名古屋市
⛩️貴船神社 京都市左京区鞍馬
⛩️丹生川上神社 奈良県吉野郡
⛩️高龗神社 奈良県天理市


【コラボイラスト】


高龗神が出る方は、パワフルな方が多いように感じます。
とても行動力ある方達。✨
「龍がついていると言われたことがあります。」と話された方もおられました。✨