『日本の神様カルタ』に登場される神様を簡単解説。


6回目は

「鹿屋根野比売神(かやのひめ)」

別名「野椎神(のづちのかみ)」



イザナギ・イザナミが生んだ野の神。


オオヤマツミとカヤノヒメの二神から八柱の神々が生まれています。


・天之狭土神(あめのさづちのかみ)

・国之狭土神(くにのさづちのかみ)

  山野の土の神


・天之狭霧神(あめのさぎりのかみ)

・国之狭霧神(くにぬさぎりのかみ)

  山野の霧の神


・天之闇戸神(あめのくらとのかみ)

・国之闇戸神(くにのくらとのかみ)

  溪谷、谷間の神


・大戸惑子神(おほとまとひこのかみ)

・大戸惑女神(おほとまとひめのかみ)

  山陰の神


カヤはススキなどの草本の有用植物の総称。

古くから屋根材や飼肥料などに利用されてきました。


夏越の大祓いに茅の輪をくぐって厄払いします。


【ご神徳】

家屋守護、農業守護、染物業守護


【お祀りされている神社】

⛩️樽前山神社 北海道

⛩️たばこ神社 栃木県

⛩️萱津神社 愛知県

⛩️清野井庭神社 三重県

⛩️草野神社 島根県



【コラボイラスト】