久しぶりに投稿します。


日本誕生の物語 令和編


小桜は「mRNA ワクチン中止を求める国民連合」が2周年を迎えた記念のライブを視聴し参加した。


2周年と言っても

「おめでとうございます。」

ではなくて、

「3年目もまだ続く悲しい」だ。


mRNA ワクチンが中止になっていれば、もう終了していて、めでたし、めでたしになっていたはずなのに・・・


振り返れば・・・


ある日のこと、市役所から駅に向かう道でチラシ配りをして帰るところだった。


スマホから男性の声がしたような気がした。


「えっ?!誰?!なに?!」

怖かった。


でも、それは、まとめ役の人からの呼び掛けだった。電話番号なんて無くても、知らない人と電話のように話ができる、便利な機能。


この団体は、正しいことをしていると信じられるけれど、ワクチンを推奨した日本政府とは真逆で、中止を求める団体だから、立場の違う人からすれば反社会的な運動だ。

ちょっと、どきどきした。

昔なら、反体制運動の地下組織?

でも今は、スマホで繋がる国民運動。


「君 死にたまふことなかれ」は、与謝野晶子の言葉。

非国民と言われても、言うべきことは言う。

歴史の中にはそんな先人もいた。


やらなきゃ!

息子たちと、これから生まれる赤ちゃんのために、立ち上がらなければ!


小桜はその意気込みで迷わず、この団体のメンバーに加わったのだった。


小桜は、少し勇気を出して、その知らない男性と会話して、"全国同時多発デモ"を提案した。

「47都道府県2~3万人がデモに参加したら100万人になる!」と。


実際は、まだそこまでの規模には達していない団体だったが、それでも全国の複数箇所で同時に活動するイベントは開催できた。「言うは易し、行うは難し」だ。運営チームはどんなに準備にご苦労があったことか!

感動的だった。


運営チームの一人で、大事な役目をしていた女性は、なんと小桜の家のすぐそばで幼少期を過ごしたと言うではないか。

アプリの便利な機能のおかげで、小桜とその女性は会うことができたが、小桜には、彼女がきらきらと輝いて見えた。この土地に住む妖精と遊んで育った人なのかもしれない。

彼女の存在もあのイベントには欠かせなかった。


小桜の住む自治体は、レプリコンワクチンを実施する医療機関の発表が早かったので、「私、お手紙を出します」と言ったら賛同してくれる人がいて、そしてそれは全国的な「お手紙作戦」となっていった。


数年前、テレビ画面に現れた百済王氏 明信(くだらのこにきし みょうしん)の周りをひらひらと舞っていた、あの桜の花の妖精の仕業か、

明信は、自分の生きた体は無くなってからもずっとここにいて、日本を見守っていて、時には通り過ぎた坂本龍馬について行って、その妻お龍の体を借りたこともあったと言っていた。


2周年のライブでコージさん作の歌の映像を見た小桜は、そんなことを思いだした。


まさか、自分に宿した妖精が一緒にスマホを見ていたとは知らずに・・・


 

 

 

 



 

 






つづく


かもしれません(笑)