人間模様のドラマを想像するには、年齢がとても大切ですね。
今日は、持統天皇の祖父母からひ孫までの家族と一族を書き出してみます。
持統天皇の人生の中で同じ時間を過ごした主な人々です。
よくある系図とは、ちょっと違うこんなのが欲しいと前から思っていましたが、見たことがないので、自分で書いてみました。
生没年などはWikipediaで調べました。間違ってないかな?

スマホでやっているので、なんか見にくいです。すみません💦
父方祖父 舒明天皇
593年~641年
(在位629年~没年)
持統天皇誕生前に崩御
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父方祖母 皇極天皇=斉明天皇
594年~661年
(在位642年~645年+重祚655年~没年)
父の叔父 孝徳天皇
596年~654年
(在位645年~没年)
母方祖父 蘇我倉山田石川麻呂?~649年
父 天智天皇
626年 ~ 672年
(在位668年~没年)
母 蘇我遠智娘 ?
実の姉(天武妃) 大田皇女ーー子 大津皇子
?~667年 663年~686年
実の弟 建皇子
651年~658年
義母(弘文の母) 伊賀宅子娘
義弟 弘文天皇ーー子 葛野王※
648年~672年 669年~706年
(672年1月~8月)
夫(叔父?伯父?) 天武天皇
? (621年説もあり) ~ 686年
(在位 673年~没年)
本人 持統天皇
645年 ~ 703年
(在位690年~697年
上皇~没年)
父方の叔母 間人皇女
? ~665年
実の子 草壁皇子
662年~689年
夫の子 高市皇子ーーー子 長屋王
654年~696年 676/684~729年
夫の子 舎人親王
676年~735年
夫の子 忍壁皇子
? ~705年
夫の子 川島皇子
657年~691年
夫の子 志貴皇子
? ~716年
夫の子 弓削皇子※
673年~699年
嫁(異母妹) 元明天皇
661年~721年(在位707年~715年)
孫(女) 元正天皇
680年~748年(在位715年~724年)
孫 文武天皇
683年~707年
(在位697年~没年)
ひ孫 聖武天皇
701年~756年
(在位724年~749年)
「吉野の盟約」の皇子たち
※ 出席者





672年冬
夫とともに暮らす吉野の里のサララ(持統天皇)の元に、父が亡くなったという知らせが、、、。
自分の生母は、分家とはいえ、名家の蘇我氏出身だった。
それに比べ、父の後を継ぐ義弟を産んだのは飛鳥でも近江でもない地方の豪族の娘。
幸薄かった母や弟のことを思うと、、、

それなのに、自分と夫は吉野で隠遁生活

これでは、お嬢様育ちのサララ(持統天皇)のプライドは許せなかったのではないでしょうか?
「私が産んだ息子こそが正統に、最高の血を継いでいるのよ!」
サララにせがまれた夫は、しぶしぶ重い腰をあげて、、、(?)
そして壬申の乱が起きたのは、無理からぬことだったかもしれません。
お読みいただいて、ありがとうございました🍀