家族がガンになった時。元気印の母が突然、末期癌を発病しました。 -17ページ目

家族がガンになった時。元気印の母が突然、末期癌を発病しました。

母はガンの病魔におかされるまで、元気そのものでした。毎年、健康保険未使用者で表彰されていました。このプログは、母が突然病に倒れ、、最期を迎えるまでの経過や家族との接し方の一助になればと願い綴りました。

川崎中1殺害にみる 現代の若者の心の闇


 このプログで度々、現代の若者が危ないと訴えてきました。それは、彼らの将来のことや価値観・取り囲む環境など、大人になるまでの人間形成に必要な過程で、彼らに適切な生き方や考え方を育む時・人や場所が提供されていないという大きな問題が横たわっていると思ったからです。


まさか、今回の川崎中1殺人がおきるとは思いもよらないことでした。中1児童の死があまりにも残虐な手口でこれは、いじめではなくもう、重大殺人です


この事件が報じられて5日にもなりますが、そのなかでこの中1被害者が死にいたる前に執拗ないじめをはじめ、様々な困難な状況にあったことがわかってきました。まず、この中1の少年を取り囲む交友関係に問題があり大変な危険な状況にありました。犯人像も中学や高校ぐらいのまだ少年とされるものたちが関わっているのではないかと報道などでわかってきました。被害者の殺されかたの残虐さから考えても、もし同じ年齢の少年たちが関与しているのなら、私たちが住む日本の若者たちの取り囲む環境がいかに危険な状況か考えなければならないと思います。

 

この中1少年は残念なことに殺害されてしまいましたが、この少年の尊い命を守る方法はほんとになかったのかと悔やまれます。

 まず、この少年は殺害されるまで不登校の状態であったこと。そのうえ、複数の同級生の証言からは、年上の素行が悪い連中との付き合いがあったことや、本人が死の恐怖を感じていたこと、体の目立つところに殴打されたようなアザがあったことや、周りの大人たちがもっと気にかけていれば、もっと行動に移していれば、寄りそっていればこの事件は最悪の結果にはならなかったのではないかということです。


 被害者は5人兄弟の2番目とか、そして母子家庭だとか。きっと、母親は生活に追われて子供に十分に目を配ることができなかったでしょう。


それじゃ、目が届かなかったこの子の親だけがわるいのでしょうか。離婚した親が悪いですか。5人も子供を生んだ親がわるいですか。ネットではこの子の親の非難も多いのですが、この大事件が発生したということは、そういった危険な環境を作ってきた、放置してきた地域にも問題があるのではないでしょうか。そして、自分の子供を含めてその危険な環境に身を置いていることになります。今回の事件は被害者だけの問題とは思えません。この殺人事件を発生させた環境要素が過去からこの地域には根付いて存在していたのではないのでしょうか。

そこに、田舎からたまたま引っ越してきて都会に免疫のない子供が、

ワルグループの標的になったのかもしれません。


私の地域は地方の田舎にはいりますが、そこでの取り組みを紹介したいと思います。



①私たちの住む地域も指定暴力団はもちろんあるし、素行の悪い連中もいます。過去には、いじめで学童期の子が自殺もしました。

そこで、地域が一丸となって子供を守ろうということになり、いろいろな取り組みが始まりました。


1)町内パトロールを毎日、各町の保護者が輪番やボランティアで車や歩いて夕方~21時ぐらいまで、そして日祝日にはグループでパトロールしています。夜遅くまで遊んでいる子とか、ひとりで遊んでいたり様子がおかしい子に必ず声かけをしていて、問題を共有しています。


2)今回の件は、学校に問題がなかったとか教育現場の方たちがいっていましたが、本当にそうでしょうか。

わたしの地域では、こういった不登校の子はただ、電話連絡や数度の家庭訪問に終わりません。

① 不登校になった理由が必ずあります。そこで、この場合は早く、

学校カウンセラーなどが入り、理由をつきとめるべきでした。

学校現場が忙しいかろうがなかろうが、学校現場の責務だと思います。

もし、専門のカウンセラーが入っていれば、本人の心の奥底にある、苦しみや悩みをもっと早い段階で発見できたでしょう。

② この被害者児童の場合、まわりの生徒はすでに他校の不良グループと付き合っているのはしっていました。そこで、教師は周りの生徒から

事情は聞き出せなかったのでしょうか。教師はこの子供とそのワルグループとの接触を断つ手段はとれなかったのでしょうか。学校の説明からは何か責任回避としか思われない言葉は含まれます。私の地域では教師は毎日、電話だけではなく養護教諭をはじめ家庭訪問はするようです。

なぜ毎日か。それは、学校に来ない生徒とのパイプをなくさないようにするためであり、その上担任と家庭や本人との連絡ノートをつくり、

毎日点検しているのです。担任はそのノートの内容から養護教諭や学年の先生がたと対応を協議していると聞いています。


この被害者児童はすでに他者に自分の現在の危機的状況を発信していました。 「殺されるかもしれない、もう限界」などという身の危険をうかがわせる重大なことばが含まれていたにもかかわらず大人は気づきませんでした。こういった心情も上記の学校側の対応などで解決できたかもしれません。意外と子供は素直ですから、そういった状況を完全にではないけれど、文面のなかにいくつも散りばめるものだと感じています。


 それに学校や家庭の連携が全然できていないと感じました。

電話連絡や数回のみの家庭訪問で事務的な扱いだけで終わっています。

この生徒の交友関係で、担任は他校の生徒も含まれているので、他校と連携して指導を厳しくすべきだっと思います。夜歩き回る子供たちを近隣に住むひとたちは何度も目撃しているから探し出して自宅にひきもどすこともできたと思われます。


今回多くの人が親の責任も言及しています。それもわかります。

でも、結果として重大事件が発生して死に至ったのですから、児童相談所や警察などの力もかりながら、教師は被害者生徒の命を守るべきでした。教師は親ではないのですが、やはり事件の背景から考えて、解決できたのは教育現場の教師たちだと思われます。はっきりいって家庭環境から親は解決は無理でした。そこで、一番問題の解決に力をそそがなければならなかったのは教師だと考えられます。


夜回り先生とよばれる人はこう言っているそうです。


「教員や教育委員会の人間は、子どもを預かり育てることで、給料をもらっているプロです。給料をもらっている以上、それには重い責任がついてきます」