長女の初中間テスト続報。


理科 91点


英語 78点(平均72点)


、、、、英語の点数が低すぎる!

中学一年生の中間テストで

この点数は危険だ。






解答用紙を見ると

全て埋まっているものの

簡単なスペルミス等のケアレスミスが

多くみられた。


解答用紙をみた瞬間

「教科書読んで無いでしょ?」

と点数が取れてない理由がわかった。


英語で特に顕著に現れたが

どの教科もケアレスミスをしていて

100点を取れてない理由は

共通して教科書の学習が甘いからであろうと

予測がついた。


特に英語は

これまでの自己学習の知識で解いているため

曖昧さが目立っていた。






案の定長女は配られたプリントや

ノートを勉強していて

教科書にはほとんど目を通していなかった。


文部科学省が承認した

「教科書」の意味を説明。


日本で高校や大学の

「受験」というシステムが成り立つのは

どこに住んでいても

文科省が承認した教科書で

学習指導要領に定められた範囲を学習するという

共通の学習内容が定められているからである。


受験は3年間の総まとめ。

中間や期末テストは

範囲を細かく区切って

教科書の内容を完璧に覚えるための確認テスト。


3年後には教科書の全ての範囲が

テストになる受験が待っている。


教科書や資料集、便覧を何度も読む事

完璧に覚えることはテスト対策の基礎。


定期考査で

高得点や平均点以上や

周囲との得点差で満足することを

目指すのは間違えている。


3年後には

全ての範囲を完璧に覚える必要がある中

学校側がせっかく

細かく少ない範囲を指定してくれている。

その範囲は完璧に覚えて学習し

100点を目指す。

出来なかったところを

振り返り覚えて定着させる。


定期考査の意義を説明。






、、、とにかく教科書を持って帰ってきて

毎日読みなさい。

期末テストには

中間テストの範囲も上乗せされる。

出来なかった範囲を毎日読んで

定着させなさい。


そう伝えた。


初めての中間テスト。

家族が胃腸炎になり隔離生活で

勉強の様子を見たり

フォローすることもできなかった。


そもそも思春期で反抗期の長女は

テスト期間の勉強中に

私が勉強方法に口を出すことは

「うるさい!」と嫌がったであろう。


今回長女の勉強方法は

プリントやノートという

テスト範囲の一部だけを学習する

「ヤマカン」に近い。

先取り学習の弊害も出ていたように思う。

パソコンが重いため

教科書の置き勉が許される

今の学校教育の弊害も。


今は一見成績が悪く無いが

このままの学習方法では危険である。

あっという間に足元を救われる上に

100点を目指すことは難しい。


「出来ると思っていたのに、、、」と

英語の得点見て

悔し泣きをしていた長女。


また同じ部活の女の子が

ほとんどの教科で

100点に近い点数を取っていると聞き

長女自身が上位にいると勘違いして

自惚れていたことを知ったよう。

親である私も同じである。





今回は私の話を素直に聞き

教科書を毎日読んでいる様子。


失敗は成功の元。

一年生の中間テストで

受験のシステム

定期考査の意義

日々の復習と定着の大切さ

定期テストに向けた勉強方法

それらを学べたのは大きい。

長女にとって良い失敗経験になると良い。