会社の先輩が

時短の6年生までの延長を

「ずるい」と言っていた。


中・高生のお子さん二人を育てながら

正社員で働き続けて

成果をきちんと出してきた尊敬する先輩。


その言葉も最もである。


制度の外にいる

恩恵を受けられない人たち。

子を持たない人や

子育てが終わった人。

そんな人たちの支えがあり

時短も取れるのだ。






皆が平等に仕事の負担が軽くならなければ

不平不満も溜まってくるだろう。


私は徒歩5〜10分の

近距離の職場に配属されたため

今のところ時短の再延長は考えていない。

業務負荷は変わらず

給料が減る。

長女も中学に上がるため

生活に支障なく働けるならば

手取りは多いが良い。


しかし三女が小学校一年生のタイミングで

夕方1時間の時短を申請しようと思っている。

慣れるまでは学校の準備や

勉強のフォローをしたい。


また今よりも配属先が遠くなれば

時短を申請するつもりだ。






不思議なもので

あと9年間時短の権利を得たと思うと

働く意欲が格段に湧いてきた。


権利は行使しないため

現実的には状況は

何一つ変わらないのであるが

年齢と共に身体の不調も出てきて

「このまま働き続けられるかな、、、」と

不安になっていた気持ちが180度変わった。


「きちんと成果を残そう」と

再度真剣に前向きに

仕事に向き合う気持ちになったのだ。






権利を行使するのなら

義務をしっかりと果たす。


そうやって周りに感謝しながら

どんな仕事も笑顔で前向きに引き受け

成果を出すように仕事に取り組めば

長い目で見て

自分自身が働きやすくなるはず。






私は

①合理的であること

(その場は損をしても長い目で見て結果として自分に得があること)

②先の見通しが持てること

③短期的、中期、長期的な道筋が明確であること


この要件がそろうと頑張れるのかもしれない。

状況は何一つ変わっていないのに

人の心とは不思議なものである。


周囲に感謝を忘れず

再度、仕事にやる気が出た日。